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	<title>Sasaki Takanori Online &#187; 読書日記</title>
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	<description>惑星科学者＠東工大</description>
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		<title>不倫（レンタル）　姫野カオルコ（角川文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/2023</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/2023#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 05 Mar 2009 01:21:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

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		<description><![CDATA[衝撃の「処女三部作」第三部。

	
	不倫(レンタル) (角川文庫)
	著者／訳者：姫野 カオルコ
	出版社：角川書店( 2001-02 )
	定価：￥ 580
	Amazon価格：￥ 580
	文庫 ( 333 ページ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>衝撃の「処女三部作」第三部。<br />
<span id="more-2023"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E4%B8%8D%E5%80%AB-%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835097%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835097" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41C91SRMREL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E4%B8%8D%E5%80%AB-%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835097%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835097" target="_blank">不倫(レンタル) (角川文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>姫野 カオルコ</p>
	<p><em>出版社：</em>角川書店( 2001-02 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 580</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 580</p>
	<p>文庫 ( 333 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4041835097</p>
	<p>ISBN-13 : 9784041835098</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>本作品は<a href="http://sasakitakanori.com/archives/2009">第一部「ドールハウス」</a>と<a href="http://sasakitakanori.com/archives/2015">第二部「喪失記」</a>に続く、姫野カオルコ「処女三部作」の第三部となっています。また、全て姫野カオルコ自身の私小説でもあります（だそうです）。それぞれ独立した作品としても楽しめますが、異なる主題を持った三楽章からなる長編小説として続けて読むのがまっとうな読み方でしょう。</p>
<p>完結編としての本作品では、三部を通しての主人公の成長・成熟、そしてその中で全体を貫く「処女性」が、あらためて印象的に描かれます。またウィットに富んだ文章のもと、知性・美意識・恋愛への批評など、前作までよりも高次元のテーマを内包しつつ、文化としての &#8220;ふつう&#8221; についての姫野哲学が語られていきます。個人と文化の関係性を処女性の観点から描ききった作品として、非常に完成度の高い三部作完結編となっていると思います。<br />
<br clear="all" /><br />
一方で、処女性をはらむ文学そのものに対する名言も生まれます。</p>
<blockquote><p>ペニスとヴァギナの話を、無計画に書けば「衝撃的な文学」と称され、ふつうくらいに書けば「艶やかな文体」と称され、計画的に書けば「ポルノ小説」と称され、ていねいに書けば「ロマンス小説」となり、ぞんざいに書けば「恋愛小説」となる</p></blockquote>
<p>こうしたカテゴライズの可能性は、まさに文化としての &#8220;ふつう&#8221; のあり様を端的に示していると言えるでしょう。</p>
<p>でも本三部作がどのジャンルに分類されるかと言うと・・・たぶんどこにも分類できない。</p>
<p>　ペニスとヴァギナの話を、姫野カオルコ的に書けば「ヒメノ文学」になる。</p>
<p>とでも言うしかないのでしょう。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://yaplog.jp/1usa/archive/551">楽 観 論</a><br />
<a href="http://roadrunner.way-nifty.com/blog/2008/06/post_641b.html">週末趣味人</a></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://sasakitakanori.com/archives/2023/feed</wfw:commentRss>
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		</item>
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		<title>喪失記　姫野カオルコ（角川文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/2015</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/2015#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 03 Mar 2009 02:14:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

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		<description><![CDATA[衝撃の「処女三部作」第二部。個人と社会、男性と女性の関係を処女性を通じて残酷に描ききります。

	
	喪失記 (角川文庫)
	著者／訳者：姫野 カオルコ
	出版社：角川書店( 1997-12 )
	定価：￥ 504
	A [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>衝撃の「処女三部作」第二部。個人と社会、男性と女性の関係を処女性を通じて残酷に描ききります。<br />
<span id="more-2015"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E5%96%AA%E5%A4%B1%E8%A8%98-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835062%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835062" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GGNT7S44L._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E5%96%AA%E5%A4%B1%E8%A8%98-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835062%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835062" target="_blank">喪失記 (角川文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>姫野 カオルコ</p>
	<p><em>出版社：</em>角川書店( 1997-12 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 504</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 504</p>
	<p>文庫 ( 250 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4041835062</p>
	<p>ISBN-13 : 9784041835067</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>本作品は<a href="http://sasakitakanori.com/archives/2009">第一部「ドールハウス」</a>と第三部「不倫（レンタル）」を繋ぐ、姫野カオルコ「処女三部作」の第二部となっています。また、全て姫野カオルコ自身の私小説でもあります（だそうです）。それぞれ独立した作品としても楽しめますが、異なる主題を持った三楽章からなる長編小説として続けて読むのがまっとうな読み方でしょう。<br />
<br clear="all" /></p>
<blockquote><p>私は男に飢えていた。</p></blockquote>
<p>そんな独白から始まるこの物語。理津子はなぜ男に飢えているのか、なぜ飢えなければならなかったのか、本書ではその理由が切々と語られていきます。なぜ理津子のような &#8220;ふつう&#8221; の女性が、男に飢えなければいけないのか。</p>
<p>理津子の個人的な事情としては、厳格なカトリック神父のもとで幼少期を過ごしたことが大きな原因になっています。自分が女性性を所有することは罪悪である、他人が自分の肉体を望むと考えることは傲慢である、といった心への強い制約が、理津子自身を縛り付けます。幼少期にカトリックと自己アイデンティティとの関係をうまく切り分けることができなかった理津子は、カトリックの世界を離れ「社会」に出たときに、「社会」における &#8220;ふつう&#8221; と自己の &#8220;ふつう&#8221; との間に大きな溝を作ってしまいます。</p>
<p>ここで読者が思いを馳せるべきは、理津子の事情そのものは極めて特殊なものであっても、同様に「社会」と「個人」との間に大きなひずみを作ってしまった女性が世の中にはたくさんいる、ということでしょう。そのひずみのために成熟できず（＝処女）、苦しみ、飢え、沈黙（silence cry）の中で業火に焼かれる夜を過ごす女性が、世の中にたくさんいることを、本作品は理津子を通して読者に語りかけます。</p>
<blockquote><p>彼女たちは口を噤んでいる。彼女たちの夜は、自己のひずみの海である。決してあなたはひとりではないと、彼女たちのその海に、ひとときでも灯火を映せたらと私は願う。</p></blockquote>
<p>そう、第一部に続いて、本作品でも姫野カオルコは世の処女たちの沈黙（silence cry）を掬い上げ、彼女たちに「祈り」を捧げるのです。そしてそれは、本シリーズが私小説でもあることを考えると、姫野カオルコ自分自身への祈りでもあるのでしょう。<br />
<br clear="all" /><br />
さて一方で、本作品には「救い」も用意されています。それは本能の赴くままに生きる男性・大西との間に作られた「友情という何者か」です。彼との出会い・語らいによって、理津子は自分自身のひずみを少しずつ受け入れることができるようになります。<br />
<br clear="all" /><br />
ひずみの形はもちろん人それぞれですが、本作品の祈りと救いがたくさんの silence cry のもとに届き、そのひずみを受け入れるきっかけになることを、一読者として祈りたいと思います。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/syujune/archives/50629677.html">のほほんの本</a><br />
<a href="http://ameblo.jp/didukissmycheek/entry-10018781045.html">BRING IT ON !!</a></p>
]]></content:encoded>
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		<title>ドールハウス　姫野カオルコ（角川文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/2009</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/2009#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 01 Mar 2009 10:25:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sasakitakanori.com/?p=2009</guid>
		<description><![CDATA[衝撃の「処女三部作」第一部。いやあ、ガツンとやられました。まさかこんなとてつもない小説家が日本にいたとは。これまで彼女の作品にあまり触れてこなかったのが悔やまれます。

	
	ドールハウス (角川文庫)
	著者／訳者：姫 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>衝撃の「処女三部作」第一部。いやあ、ガツンとやられました。まさかこんなとてつもない小説家が日本にいたとは。これまで彼女の作品にあまり触れてこなかったのが悔やまれます。<br />
<span id="more-2009"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835054%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835054" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XXJ4D98AL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835054%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835054" target="_blank">ドールハウス (角川文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>姫野 カオルコ</p>
	<p><em>出版社：</em>角川書店( 1997-07 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 504</p>
	<p>文庫 ( 242 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4041835054</p>
	<p>ISBN-13 : 9784041835050</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>本作品は<a href="http://sasakitakanori.com/archives/2015">第二部「喪失記」</a>・第三部「不倫（レンタル）」へと繋がる、姫野カオルコ「処女三部作」の第一部となっています。また、全て姫野カオルコ自身の私小説でもあります（だそうです）。それぞれ独立した作品としても楽しめますが、異なる主題を持った三楽章からなる長編小説として続けて読むのがまっとうな読み方でしょう。<br />
<br clear="all" /><br />
本書の主題は「家庭という何者か」です。</p>
<p>「個」が優先される現代において、「家」が全てに優先された戦前の価値観のもと、軍隊並みの厳しい躾を受けた理加子。29歳処女。<br />
彼女にとっての &#8220;ふつう&#8221;。</p>
<p>近代的自我の確立を背景に、「個」と「個」の格闘としての恋愛を描いた、世にあふれる「恋愛小説」。非処女。<br />
時代が作り出した世間一般にとっての &#8220;ふつう&#8221;。</p>
<p>前者の &#8220;ふつう&#8221; が、後者の &#8220;ふつう&#8221; に圧され、潰され、沈黙せざるを得ない現代。その沈黙（silence cry）を掬い上げるために、前者の代表として「家庭という何者か」を背負わされた理加子の不幸・不運が描かれます。</p>
<blockquote><p>恋愛それ自体に到達できぬ未熟な、さらにいえば未熟でいなければならぬことを余儀なくされる環境にある人間も生息はしているのである。</p>
<p>（中略）</p>
<p>未熟をひた隠しにし、ひたすら「個」を撲殺しつづける。これはネガティブである。破壊に向かうしかない不運である。このような層に、このような層に属していた者として、このような層を掬いたかった。
</p></blockquote>
<p>最近のいわゆる「モテ・非モテ問題」、あるいは一昔前の「恋愛至上主義問題」の先駆けともいえる作品といえるでしょう。というか、女性の視点から個としての未熟さ、恋愛へ至らない未熟さ（＝処女）を描いて成功した作家は、いまのところ姫野カオルコ以外にいないかもしれませんね。<br />
＃男性側の &#8220;ふつう&#8221; と &#8220;ふつう&#8221; の問題は、おそらくある種のオタク文化を通して語られてきたのではないかと思いますが・・・。<br />
<br clear="all" /><br />
姫野カオルコが掬い上げた層が、この小説によって救われることを願います。</p>
<blockquote><p>『パンのピノキオ』というとてもまずいパン屋があったのを思い出して腹が痛いほどに笑った</p></blockquote>
<p>そんな理加子のように、読了後は思いっきり笑って、明日への新たな一歩が踏み出してほしい。&#8221;ふつう&#8221; も &#8220;ふつう&#8221; もまとめて吹き飛ばして、バッグ片手に軽やかに家を飛び出してほしい。</p>
<p>姫野カオルコの理加子（たち）への「祈り」が、ひとりでも多くの silence cry のもとに届きますように。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://ameblo.jp/ebimori/entry-10017670271.html">エビモリにっき</a><br />
<a href="http://georgesand.blog44.fc2.com/blog-entry-29.html">旅子の書庫（仮称）</a></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://sasakitakanori.com/archives/2009/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>1</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>読んでいない本について堂々と語る方法　ピエール・バイヤール（筑摩書房）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1969</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1969#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 06 Feb 2009 06:38:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sasakitakanori.com/?p=1969</guid>
		<description><![CDATA[読書日記200冊目記念として、挑戦的な一冊をご紹介します。とりあえず現段階で、2009年に読んだ本の中ではダントツのNo.1。読書に関わる全ての人にとって、非常に刺激的な読書体験になると思います。

	
	読んでいない本 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://sasakitakanori.com/archives/category/reading-diary">読書日記</a>200冊目記念として、挑戦的な一冊をご紹介します。とりあえず現段階で、2009年に読んだ本の中ではダントツのNo.1。読書に関わる全ての人にとって、非常に刺激的な読書体験になると思います。<br />
<span id="more-1969"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E5%A0%82%E3%80%85%E3%81%A8%E8%AA%9E%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/4480837167%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4480837167" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Nsw%2BD7WWL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E5%A0%82%E3%80%85%E3%81%A8%E8%AA%9E%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/4480837167%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4480837167" target="_blank">読んでいない本について堂々と語る方法</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>ピエール・バイヤール</p>
	<p><em>出版社：</em>筑摩書房( 2008-11-27 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 1,995</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 1,995</p>
	<p>単行本 ( 248 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4480837167</p>
	<p>ISBN-13 : 9784480837165</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>まず最初に忠告しておきます。本書はいわゆる「ハウツー本」ではありません。ポップなタイトルにだまされてしまいそうですが、実際にはフランス人らしいエスプリの効いた上質の「哲学書」。読書や評論といった行為について、独自の思想・哲学をもとに、読者に対して知的挑戦を挑んできます。なんてひどいタイトルだと思った方も多いかと思いますが、ぜひだまされたと思って手にとっていただきたいところです。</p>
<p>さらに忠告しておきます。本書の概要について<a href="http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480837165/">筑摩書房のHP</a>を見ると</p>
<blockquote><p>欧米で話題沸騰“未読書コメント術”。本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ…大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス論壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。これ一冊あれば、とっさのコメントも、レポートや小論文、「読書感想文」も、もう怖くない。</p></blockquote>
<p>と書いてありますが、これもまたミスリーディング。本書はレポートや読書感想文を書くためのノウハウが書かれた「ハウツー本」ではありません。もちろん本書を参考に &#8220;読んでいない本について堂々と語る&#8221; ことはできるかもしれませんが、本書の本質はそこではないのです。</p>
<p>読書という行為を自分の中で捉え直すこと、書評という行為の芸術性を見つめ直すこと、そして本について語る自分自身の立ち位置を定義し直すこと。そうした知的行為全体が、まさに本書の読書体験そのものなのです。<br />
<br clear="all" /><br />
さて、タイトルと概要＠出版社への批評だけですでに本作品の全体を語ってしまった感もありますが（笑）、せっかくの200冊記念なので、今回はもう少しだけ細かく内容について書いておきましょう。<br />
<br clear="all" /><br />
まず読書という行為について、あるいは「読んでいない」という状態について。</p>
<p>未読の状態として、著者は以下の4つを挙げます。</p>
<blockquote><p>・ぜんぜん読んだことがない本<br />
・ざっと読んだことがある本<br />
・人から聞いたことがある本<br />
・読んだことはあるが忘れてしまった本
</p></blockquote>
<p>ここで「ぜんぜん読んだことがない本」に関しても、その本を目的を持って買った（借りた）以上、実際にはページをめくる前からその本の内容の大半を知っていることが多いはずです。内容をある程度知っているからこそ買った（借りた）のですから。</p>
<p>ということで、いずれにしても我々はたいていの場合「読んでいる」と「読んでいない」の中間領域にいると言えるでしょう。<br />
<br clear="all" /><br />
次に、こうした中間領域にいる状態で「その本について語る」という行為について。</p>
<p>ここが本書における著者の最大の主張となるわけですが、一言でいうと「本を語るのに読む必要はなく、むしろ読まない方が創造的になれて、うまく語れる」ということになります。すなわち</p>
<blockquote><p>読んでいない本についてのコメントが一種の創造行為であるとしたら、逆に創造も、書物にあまり拘泥しないということを前提としているのである</p></blockquote>
<p>という主張です。その背景には、オスカー・ワイルドの言葉にもあるように、読めば読むほど考えが本に影響されて変化してしまい、自分本来の意見を述べることができなくなってしまう、という危惧があります。</p>
<p>逆説的ではありますが、非常に説得力のある、目から鱗が落ちる主張ですね。<br />
<br clear="all" /><br />
最後に、この主張を受け、読者が取るべき立ち位置について。</p>
<p>ここは本書を読んだ（あるいは読んでいない）読者が各自で考えるべきところだと思いますが、おそらく「読書を通じて自分自身を読む」ことと「書評を通じて自分自身を語る」ことが、読書の本質なのだということでしょう。</p>
<blockquote><p>
読書のパラドックスは、自分自身に至るためには書物を経由しなければならないが、書物はあくまでも通過点でなければならないという点である。良い読者が実践するのは、さまざまな書物を横断することなのである。良い読者が実践するのは、書物の各々が自分自身の一部をかかえもっており、もし書物そのものに足を止めてしまわないような賢明さをもち合わせていれば、その自分自身に道を開いてくれることを知っているのだ。
</p></blockquote>
<p>という文章にも、そうした著者の考えが強く表現されています。</p>
<p>つまり、最初に戻ると、「読んでいない本について堂々と語る方法」を学ぶために本書を読むのではなく、読書という行為を自分の中で捉え直すために、書評という行為の芸術性を見つめ直すために、そして本について語る自分自身の立ち位置を定義し直すために、本書を読み（あるいは読まずに）本書について語ることが大事だということです。<br />
<br clear="all" /><br />
・・・なんてことを、本当はこの本を読まずに堂々と語れればよかったのですけどね。残念ながらすでにじっくりみっちり &#8220;読み込んで&#8221; しまったので、あまり創造的な読書日記が書けていないかもしれません（笑）あしからず。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://bacchanalia.blog95.fc2.com/blog-entry-12.html">《宴》の支度</a><br />
<a href="http://libris.jugem.jp/?eid=1078">記憶の記録</a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか　山本ケイイチ（幻冬舎新書）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1961</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1961#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 05 Feb 2009 14:44:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sasakitakanori.com/?p=1961</guid>
		<description><![CDATA[ジムに通う前に、まずは本書を頭にインストールしておきましょう。

	
	仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)
	著者／訳者：山本ケイイチ
	出版社：幻冬舎( 2008-05-29 )
	定価：￥ 777
 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ジムに通う前に、まずは本書を頭にインストールしておきましょう。<br />
<span id="more-1961"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%83%81/dp/4344980867%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4344980867" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/413GvFtC0%2BL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%83%81/dp/4344980867%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4344980867" target="_blank">仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>山本ケイイチ</p>
	<p><em>出版社：</em>幻冬舎( 2008-05-29 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 777</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 777</p>
	<p>新書 ( 214 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4344980867</p>
	<p>ISBN-13 : 9784344980860</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>タイトルはちょっとミスリーディングだと思うのですが（仕事ができることと、筋トレをすることの相関については、実はそれほど触れられていない）、いかに筋トレを続けていくか、いかに筋トレを生活の質（QOL）の向上に結びつけるか、についてよくまとまっている新書です。</p>
<p>特にフィットネストレーナーである著者の実体験を元にした「トレーニングがうまくいく人、いかない人」の章は、失敗・成功の具体例が詳しく書かれており、ジムに通う自分自身の姿もイメージしやすくなっていると思います。</p>
<p>実は僕もここ半年ほど近所のジムに通っているのですが、こういう本を読むと、またやる気がもりもり湧いてきますね♪<br />
＃と言っても、基本的には筋トレ目的ではなく、走ってる（有酸素運動）だけですけど (^^</p>
<p>ちょっと本筋とはズレますが、印象的だった内容を一部抜粋。</p>
<blockquote><p>いま、人々の危険に対する直感力が低くなっているような気がしてならない。</p>
<p>（中略）</p>
<p>トレーニングすると自分の肉体をリアルに感じるので、そういう生命の危機に対する直感力を取り戻すことができる。</p>
<p>（中略）</p>
<p>管理され安全が保障された現代社会では、放っておいたら、直感力はどんどん鈍っていってしまう。直感を常に研ぎ澄まされた状態に保つためには、定期的に汗をかいて、精神的にも余計なものをためこまないようにしなければならないのだ。</p></blockquote>
<p>こういう意識で筋トレに向かうと、またこれまでとは違った新鮮な達成感が得られるかもしれません。</p>
<p>走るばかりではなく、たまにはトレーニングも真剣にやってみようかなあ、と思えた一冊でした。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/akira-sq/e/a5f19d3a2336bb3eb83263b96940ff51">Kawagoe Squash Blog</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/ringubareru/archives/709082.html">こちめん</a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>Jの神話　乾くるみ（文春文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1953</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1953#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 02 Feb 2009 22:06:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sasakitakanori.com/?p=1953</guid>
		<description><![CDATA[あの「イニシエーション・ラブ」で一躍有名作家の仲間入りをした乾くるみ氏の、作家としての原点とも言うべき作品。処女作です。

	
	Jの神話 (文春文庫)
	著者／訳者：乾 くるみ
	出版社：文藝春秋( 2008-11-0 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>あの<a href="http://sasakitakanori.com/archives/757">「イニシエーション・ラブ」</a>で一躍有名作家の仲間入りをした乾くるみ氏の、作家としての原点とも言うべき作品。処女作です。<br />
<span id="more-1953"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/J%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B9%BE-%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%BF/dp/4167732033%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4167732033" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41603tTa4vL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/J%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B9%BE-%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%BF/dp/4167732033%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4167732033" target="_blank">Jの神話 (文春文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>乾 くるみ</p>
	<p><em>出版社：</em>文藝春秋( 2008-11-07 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 720</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 720</p>
	<p>文庫 ( 478 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4167732033</p>
	<p>ISBN-13 : 9784167732035</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>この作家さんを語る際には、&#8221;あの「イニシエーション・ラブ」の&#8221; というフレーズが完全に枕詞となっておりますが、とにかくあの<a href="http://sasakitakanori.com/archives/757">「イニシエーション・ラブ」</a>でひっくり返るほどの衝撃を受けた読者（自分含む）にとって、その作家の処女作と言われちゃあ読まざるを得ませんよ、はい。<br />
<br clear="all" /><br />
舞台は全寮制の名門女子校。いかにも怪しげな雰囲気の高校で、一年前にはひとりの生徒が塔から墜死、そして今年は生徒会長が「胎児なき流産」で失血死。異常な事件が立て続けに発生する中、女探偵「黒猫」が事件の真相を探るべく調査を進めていくと、これらの事件の背後に巨大な「闇」が潜んでいることが次第に明らかになっていき・・・。<br />
タイトルにもなっている「J（ジャック）」の正体とは！？<br />
<br clear="all" /><br />
やや強引な設定と荒削りな展開ながらも、読者を乾ワールドに引き込んでいくその文章力はさすが。ハラハラドキドキしながら一気に最後まで読み切りました。</p>
<p>で、読み終わっての感想。</p>
<p>むーーーー。</p>
<p>いやまあ、メフィスト賞受賞作品なので、一応はミステリなんです。でもあくまでもメフィスト賞なので、ちょっと普通じゃないミステリーであることは予想（覚悟）しなが読み進めました。</p>
<p>・・・でもあのオチはどうよ。</p>
<p>一応ミステリなので、オチについて詳しく書くわけにはいきませんが。。。むーー。</p>
<p>非常にレベルの高い作品だとは思うんですけどね。途中でどうしても「本格ミステリ」的なものを期待してしまったのが間違いでした。（でもこれは、本格ファンとしてはしょうがないんですよねー）</p>
<p>もちろん普通に「一気読みできる面白い本を読みたい」という方には十分おすすめの本です。<a href="http://sasakitakanori.com/archives/757">「イニシエーション・ラブ」</a>ほどの衝撃はないですが、それでもかなり楽しめる良い作品だと思います。</p>
<p>でもあれはないよなあ・・・。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/nomurakia/archives/51163840.html">活字中毒日記</a><br />
<a href="http://fanakwchdwn.hontsuna.net/article/2144691.html">たちばな屋・ミステリ分科会</a></p>
<div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%96-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B9%BE-%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%BF/dp/4167732017%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4167732017" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41RD8TFmbJL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
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	<p><em>著者／訳者：</em>乾 くるみ</p>
	<p><em>出版社：</em>文藝春秋( 2007-04 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 600</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 600</p>
	<p>文庫 ( 272 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4167732017</p>
	<p>ISBN-13 : 9784167732011</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク　姫野カオルコ（角川文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1938</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1938#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 01 Feb 2009 08:56:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sasakitakanori.com/?p=1938</guid>
		<description><![CDATA[「ツ、イ、ラ、ク」でヒメノ文学の独特の世界にツイラクしてしまった方へ。また、これからツイラクする予定の方へ。ぜひこの機会に、2冊合わせてどうぞ。

	
	桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
	著者／訳者：姫野  [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://sasakitakanori.com/archives/730">「ツ、イ、ラ、ク」</a>でヒメノ文学の独特の世界にツイラクしてしまった方へ。また、これからツイラクする予定の方へ。ぜひこの機会に、2冊合わせてどうぞ。<br />
<span id="more-1938"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E6%A1%83%E2%80%95%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%84%E3%80%81%E3%82%A4%E3%80%81%E3%83%A9%E3%80%81%E3%82%AF-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835151%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835151" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41glNxV0IiL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E6%A1%83%E2%80%95%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%84%E3%80%81%E3%82%A4%E3%80%81%E3%83%A9%E3%80%81%E3%82%AF-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835151%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835151" target="_blank">桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク (角川文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>姫野 カオルコ</p>
	<p><em>出版社：</em>角川書店( 2007-07 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 540</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 540</p>
	<p>文庫 ( 302 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4041835151</p>
	<p>ISBN-13 : 9784041835159</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>14歳の中学生と犯りまくった中学校教師の物語、あるいは、中学校教師とヤりまくった14歳の中学生の物語<a href="http://sasakitakanori.com/archives/730">「ツ、イ、ラ、ク」</a>は、その強烈なテーマとは裏腹に、美しくも哀しい、そして最後にニヤリと笑える、洗練された超一級の文学作品でした。<a href="http://sasakitakanori.com/archives/730">以前の読書日記</a>でも</p>
<blockquote><p>とんでもない傑作です。<br />
間違いなく日本の文学史に残る姫野カオルコ渾身の一冊。</p></blockquote>
<p>と激賞していました。まだ「ツ、イ、ラ、ク」を読まれたことのない方は、まずそちらから読んでいただきたいと思いますが、ようやく「ツ、イ、ラ、ク」の続編、というか外伝である本作品を読んだので、こちらについても軽く読書日記を書いておこうと思います。<br />
<br clear="all" /><br />
本作品では、「ツ、イ、ラ、ク」の中で登場した人物たちのその後、あるいは当時から現在に至るまでの物語が、各人物の視点からオムニバス的に語られていきます。その語り口、つまり文章のスタイルはまさに人それぞれで、姫野カオルコの中に複数の人格が存在しているのではないかと疑いたくなるほど。しかも各物語の中での時間の流れ方も人それぞれであり、1粒で何度も美味しい短編集に仕上がっています。</p>
<p>そう、まるで「ツ、イ、ラ、ク」の中の人物たちが現実の世界に現れ、独立して個々人の作品を持ち寄ったかのよう。</p>
<p>姫野カオルコの作家としてのポテンシャルの高さや、人間としての経験値の豊かさを感じさせてくれる一冊だと思います。</p>
<p>この &#8220;外伝&#8221; だけを読んでもそれなりに楽しめるとは思いますが、やはり超一級品である「ツ、イ、ラ、ク」をまず読んで、その後本作品へと一気になだれ込むというのが、ヒメノ文学への正しい &#8220;ツイラク&#8221; の仕方でしょう。</p>
<p>2冊ともアマゾンへのリンクを張っておきましたので（記事の上と下）、ぜひ2冊合わせてお楽しみください。<br />
<br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://mariretto.jugem.jp/?eid=665">mamaのつぶやき</a><br />
<a href="http://hironosin.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_d9eb.html">本のむいむい</a></p>
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	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%83%84%E3%80%81%E3%82%A4%E3%80%81%E3%83%A9%E3%80%81%E3%82%AF-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835143%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835143" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41IbWzIT%2BQL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%83%84%E3%80%81%E3%82%A4%E3%80%81%E3%83%A9%E3%80%81%E3%82%AF-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835143%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041835143" target="_blank">ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>姫野 カオルコ</p>
	<p><em>出版社：</em>角川書店( 2007-02 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 740</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 740</p>
	<p>文庫 ( 540 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4041835143</p>
	<p>ISBN-13 : 9784041835142</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://sasakitakanori.com/archives/1938/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない　町山智浩（文藝春秋）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1902</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1902#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 14 Jan 2009 21:37:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

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		<description><![CDATA[ポスト・アメリカの世界へ向けて？おバカなアメリカ人たちを笑い飛ばそう！

	
	アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
	著者／訳者：町山 智浩
	出版社：文藝春秋( 2 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ポスト・アメリカの世界へ向けて？おバカなアメリカ人たちを笑い飛ばそう！<br />
<span id="more-1902"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8D%8A%E5%88%86%E3%81%AF%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-Bunshun-Paperbacks-%E7%94%BA%E5%B1%B1-%E6%99%BA%E6%B5%A9/dp/4163707506%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4163707506" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Ble1h5NWL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8D%8A%E5%88%86%E3%81%AF%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-Bunshun-Paperbacks-%E7%94%BA%E5%B1%B1-%E6%99%BA%E6%B5%A9/dp/4163707506%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4163707506" target="_blank">アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>町山 智浩</p>
	<p><em>出版社：</em>文藝春秋( 2008-10-09 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 1,050</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 1,050</p>
	<p>単行本（ソフトカバー） ( 256 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4163707506</p>
	<p>ISBN-13 : 9784163707501</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>知ってる人はよく知っている、あの映画評論家<a href="http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/">町山智浩さん</a>によるアメリカいじりまわしコラム集。<a href="http://www.tbsradio.jp/st/column/">ストリーム：コラムの花道</a>で町山節にハマっちゃった人にとっては、まさに垂涎の一冊です。</p>
<p>アメリカの現状（特にここ数年の &#8220;惨状&#8221; ）を、キャッチーな内容を中心にしながら、面白おかしくバッサバッサと斬っていきます。日本でも去年は「おバカタレントブーム」の嵐が吹き荒れましたが、アメリカでは &#8220;キャラ&#8221; ではなく &#8220;本物&#8221; のおバカが大量にいて、しかも大統領も真性おバカであるという悲惨な状況が複数の側面から語られています。<br />
＃まあ日本の総理も同じような (ry</p>
<p>目次からインパクトのあるタイトルをいくつか紹介すると、こんな感じです。</p>
<blockquote><p>
・子どもにブッシュを拝ませる福音派洗脳キャンプ</p>
<p>・神様、兵隊さんを殺してくれてありがとう！</p>
<p>・アメリカは拷問まで海外にアウトソーシング</p>
<p>・年収360万円の若造に２億円の住宅ローン</p>
<p>・アメリカのトウモロコシ畑は日本より広い</p>
<p>・全米の歴史学者がブッシュを史上最低の大統領に認定</p>
<p>・隠れゲイの反ゲイ政治家とヤったゲイ募集！</p>
<p>・「黒人が大統領候補になれるのは50年先だ！」</p>
<p>・アメリカの時代は終わるのか
</p></blockquote>
<p>などなど。</p>
<p>やや三面記事的な内容も多いのですが、逆に言うとそれは、もはやアメリカそのものが三面記事化しているということを表しているのかもしれません。</p>
<p>今後オバマ新大統領がこの落ちぶれたアメリカをどう変えていくのか、楽しみです。</p>
<p><br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/himazinhimanzi/archives/51253089.html">暇人肥満児の付録炸裂袋</a><br />
<a href="http://zhuangyuan.blog19.fc2.com/blog-entry-72.html">状元への道　めざせ汗牛充棟　読書日記</a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>アップルの人　宮沢章夫（新潮文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1801</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1801#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 09 Jan 2009 05:04:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

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		<description><![CDATA[Macユーザーだけでなく、Windowsユーザーも楽しめます。たぶん。

	
	アップルの人 (新潮文庫)
	著者／訳者：宮沢 章夫
	出版社：新潮社( 2008-12-20 )
	定価：￥ 540
	Amazon価格： [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>Macユーザーだけでなく、Windowsユーザーも楽しめます。たぶん。<br />
<span id="more-1801"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BA%BA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%AE%E6%B2%A2-%E7%AB%A0%E5%A4%AB/dp/4101463247%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101463247" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41tWWTsjugL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BA%BA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%AE%E6%B2%A2-%E7%AB%A0%E5%A4%AB/dp/4101463247%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101463247" target="_blank">アップルの人 (新潮文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>宮沢 章夫</p>
	<p><em>出版社：</em>新潮社( 2008-12-20 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 540</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 540</p>
	<p>文庫 ( 343 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4101463247</p>
	<p>ISBN-13 : 9784101463247</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>アップル関連のエッセイを集めた一冊です。といっても、パソコンTips集みたいなものではなくて、どうでもいいくだらない（いい意味でね）面白おかしいバカ話が次々と繰り広げられる、抱腹絶倒のエッセイ集になっています。</p>
<p>もともとはMACPOWERで連載されていた「ノート〜コンピュータとMacにまつわる思考の遍歴」を書籍化した「レンダリングタワー」（2006/1）を改題した文庫本、ということです。これだけ何度も使い回されているだけあって、さすがにそれなりのクオリティの高さは備えていますね。</p>
<p>ちなみに内容は</p>
<blockquote><p>昼下がり、アップルの社員らしき若い男たちを尾行してみたり、サポートセンターに電話して、いつの間にか係の女性相手に「人生」を語ってしまったり・・・。</p></blockquote>
<p>なんて話ばっかです。Macの雑誌で連載されていたにも関わらず、あとがきに書いてある通り</p>
<blockquote><p>「宮沢さん。落ち着いて聞いてください。連載原稿がこれだけの量ありますが、驚いたことに、デジタルとはまったく関係のない原稿がいくつかあります。」</p></blockquote>
<p>という状態になっています（笑）。ということで、全然オタクな内容じゃないので、パソコンに詳しくない人でも気軽に楽しく読めると思います。新年の初笑いにどうぞ♪</p>
<p>ところで、僕自身のアップルに関する思い出といえば（抱腹絶倒な話ではないのですが）iPod の新品交換×2回です。1回目は1年間ほど使用した iPod mini が起動しなくなったのでアップルストアに持って行ったら、当たり前のように新品と交換してくれました。2回目も同じく半年ほど使用した iPod classic のコネクタの接触が悪くなったので試しにアップルストアに持って行ったら、こちらもその場で新品と交換してくれました。もちろんどちらも無償。修理ではなく新品と交換、というのがちょっと嬉しかったです。</p>
<p>あれって、たとえば MacBook Air が壊れたりしたら、それも新品と交換してくれたりするのでしょうか。</p>
<p><br clear="all" />☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/miyabi-tale/20081226/1230243986">樽井さんの読書&#038;電化よもやま日記</a><br />
<a href="http://raizo.daa.jp/archives/2008/1226_1023.php">now and then</a></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://sasakitakanori.com/archives/1801/feed</wfw:commentRss>
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		</item>
		<item>
		<title>本格小説　水村美苗（新潮文庫）</title>
		<link>http://sasakitakanori.com/archives/1431</link>
		<comments>http://sasakitakanori.com/archives/1431#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 06 Jan 2009 14:42:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Sasaki Takanori</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sasakitakanori.com/?p=1431</guid>
		<description><![CDATA[ホンモノの日本文学への回帰として、あるいは現代における「本格小説」への挑戦として。

	
	本格小説〈上〉 (新潮文庫)
	著者／訳者：水村 美苗
	出版社：新潮社( 2005-11 )
	定価：￥ 820
	Amazo [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ホンモノの日本文学への回帰として、あるいは現代における「本格小説」への挑戦として。<br />
<span id="more-1431"></span><div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B4%E6%9D%91-%E7%BE%8E%E8%8B%97/dp/4101338132%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101338132" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZQ4MQ58CL._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B4%E6%9D%91-%E7%BE%8E%E8%8B%97/dp/4101338132%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101338132" target="_blank">本格小説〈上〉 (新潮文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>水村 美苗</p>
	<p><em>出版社：</em>新潮社( 2005-11 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 820</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 820</p>
	<p>文庫 ( 605 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4101338132</p>
	<p>ISBN-13 : 9784101338132</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div><br />
<div class="tmkm-amazon-view">
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B4%E6%9D%91-%E7%BE%8E%E8%8B%97/dp/4101338140%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101338140" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PRFNW7H4L._SL160_.jpg" border="0" alt="" /></a></p>
	<p><a href="http://www.amazon.jp/%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B4%E6%9D%91-%E7%BE%8E%E8%8B%97/dp/4101338140%3FSubscriptionId%3DAKIAJXIKRJ6GF2X3N45A%26tag%3Dsasakitakanor-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101338140" target="_blank">本格小説〈下〉 (新潮文庫)</a></p>
	<p><em>著者／訳者：</em>水村 美苗</p>
	<p><em>出版社：</em>新潮社( 2005-11 )</p>
	<p><em>定価：</em>￥ 740</p>
	<p><em>Amazon価格：</em>￥ 740</p>
	<p>文庫 ( 540 ページ )</p>
	<p>ISBN-10 : 4101338140</p>
	<p>ISBN-13 : 9784101338149</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" /></div>
<p>ベストセラー<a href="http://sasakitakanori.com/archives/1157">「日本語が亡びるとき」（筑摩書房）</a>で、日本語と日本文学の現在・未来を熱く語った水村美苗氏による、ある種の実験的・挑戦的「本格小説」です。</p>
<p>優雅な階級社会が残っていた昭和の軽井沢。混血孤児で下流階級に育った東太郎と、隣家に住む上流階級のお嬢様よう子、そしてその幼なじみの雅之。三人の間で数十年にわたり繰り広げられる壮大な恋愛大河ドラマは、まさしく「本格小説」という名にふさわしい重厚さと味わい深さを持った、第一級品の物語と言えるでしょう。</p>
<p>現代の文学作品を見渡し</p>
<blockquote><p>私たちが知っていた日本の文学とはこんなものではなかった、私たちが知っていた日本語とはこんなものではなかった。</p></blockquote>
<p>と嘆く著者が、「&lt; 読まれるべき言葉&gt; をなんとかして現代の読者にも届けたい」という思いを込めて書き上げた渾身の作品。文学を愛する人、日本語の亡びを憂える人にとっては、必ず読んでおきたい一冊です。<br />
<br clear="all" /><br />
また一方で本作品は、知的なたくらみに満ちた小説でもあります。</p>
<p>複数の語り手による一種の入れ子構造は、そのたくらみのひとつです。これにより本作品の重厚さが一層際だち、1000ページを超す長編小説にゴシック的な構造美を与えることに成功しています。</p>
<p>さらに小説全体の5分の1を占める「本格小説の始まる前の長い長い話」においては、著者である水村美苗氏自身を作中に登場させることによって、本作品のフィクション・ノンフィクションの境界を危うくさせています。その結果読者は、私小説と本格小説の境界というものを嫌でも意識させられることになり、タイトルそのものが「本格小説」であることと相まって、&#8221;本格小説とはなんぞや&#8221; という問いを常に頭に置きながら本書を読み進めることになります。</p>
<p>こうした小説の技法をあからさまな形で読者に見せつけている点も、本作品の大きな魅力のひとつでしょうね。</p>
<p>☆他の人の記事も読む☆<br />
<a href="http://syunpo.exblog.jp/9911146/">ブックラバー宣言</a><br />
<a href="http://niyao.jugem.jp/?eid=308">にやお文</a></p>
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