研究を行う上で必要となる、基本的な計算機の使用法とグラフや文章作成ソフトの使用法の習得、およびC言語による基礎的な数値計算法の習得を目的とします。

到達目標は以下のとおり:
(1) 研究活動を行う上で必要となる、最低限の手法について学び、習得する。
(2) 課題に対して自主的に取り組むことにより、実際的な問題解決能力を身につける。
(3) 最終課題(レポートおよび成果発表)を通して、自分でテーマを見つけ、方法論を見いだして研究を推進していく能力を養う。

授業計画等の詳細については PandA の該当ページをご覧ください。

*オンラインテキスト*

https://qiita.com/sasakitakanori

*参考サイト*

演習を進めていくうえで参考となるサイトをいくつか挙げておきます。他にもよいサイトはたくさんあるので、必要に応じて Google 等で検索して自分で調べましょう。

1. C 言語について
・一週間で身につくC言語の基本:http://c-lang.sevendays-study.com/index.html
・苦しんで覚えるC言語:http://9cguide.appspot.com

2. Linux について
・Linux入門講座:https://eng-entrance.com/category/linux
・初心者のためのよく使うLinuxコマンド一覧:https://parashuto.com/rriver/tools/mac-command-line-basics

3. エディタについて
・ドットインストール Emacs入門:https://dotinstall.com/lessons/basic_emacs
・ドットインストール vim入門:https://dotinstall.com/lessons/basic_vim
・おすすめのLinuxフリーテキストエディタ12選!:https://eng-entrance.com/free_texteditor_linux

4. gnuplot の使い方について
Docs/gnuplot:http://www-tlab.math.ryukoku.ac.jp/wiki/?Docs%2Fgnuplot

5. TeX の書き方について
LaTeX入門:https://texwiki.texjp.org/?LaTeX入門

*参考書*

課題演習を履修する学生さんには1人1冊「独習C」を配布しますが、もちろん他にも素敵な参考書はたくさんあります。以下に挙げた参考書はいずれも私の部屋に置いてあるものなので、気になる本があったらどうぞ見に来てください。


C 言語を開発した本人による解説書。C 言語のバイブルともいえる存在。何事も原典に立ち返って原点から学びたい人には必携の一冊。


ポップでファンキーな学びを求める人へ。認知科学、教育心理学に基づいた「脳細胞を活性化させる」工夫が散りばめられており、一度ハマるとやみつきになるかも。


「ポインタがわからないよ〜!」という人から「ポインタは一応使ってるけど、実はイマイチしっくり来てない」という人まで、まとめて面倒みてくれます。一度ざっと読んでおくと、ポインタについての理解がグッと深まります。


ただ漫然とコードを書くのはやめて、読みやすい美しいコードを書こう。コードを書く全ての人に読んでもらいたい名著です。


プログラミングの基本的なマナーやスタイルについて、簡潔かつ網羅的に示されている名著中の名著。数値計算に携わる者はどこかで一度じっくりと時間をとって読んでおきたい。


薄いながらも数値シミュレーションについてひと通り学べる良本。特筆すべきは、実際に大学4年生が卒業研究として行った数値計算が、研究例としてたくさん載せてあるところ!ぜひ課題演習の参考にしてください。


上の本よりもアドバンストな内容を幅広く扱った、数値流体力学に関するまとめ本。より深く学びたい人向け。


数値計算アルゴリズムのバイブル。とにかくありとあらゆる数値計算の「レシピ」が載せてあるので、手元に置いておけば、いつどんな数値計算が必要となっても怖くはない。


こちらも数値計算アルゴリズムを集めたレシピ集。上の本と、どちらかお好みでお使いください。