幻の第10惑星の名前は・・・

「エリス」に決まったそうです。
エリスとはギリシャ神話に出てくる不和と争いの女神。
この天体の発見をきっかけに、惑星の数を増やすか冥王星を惑星から外すかの大論争が起こったので、そのことにちなんでの命名でしょうか。
ちょっと酷い名付け方ですが・・・。

しかしいずれにしても、無事に神様の名前に落ち着いてみんな安心したことでしょう。
マイケル・ブラウン博士によって発見されたこの天体は、命名前は2003UB313と呼ばれていましたが、ブラウン博士の娘の名前「ライラ」になるのではないかという噂も立っていたのです。
太陽系の惑星には全て神様の名前が付いているので、ここに来て発見者の娘の名前ってのは・・・と思っていた研究者も多かったと思います。

ちなみにこの天体の衛星の名前も一緒に決まって、「ディスノミア」。
「名前を思い出せない症状」を表す単語だそうです。
なんでそんな名前を・・・。
惑星じゃなくて矮惑星になってしまったから、どうせすぐに忘れ去られるのさ、という自虐的な命名なのでしょうか?

「エリス」にしても「ディスノミア」にしても、ある種の命名センスの良さを感じますね (笑)

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