この5月より、鹿島建設株式会社との間で共同研究を行うことになりました。研究代表者は総合生存学館の山敷庸亮さんです。
研究題目:
「地球および、地球外天体での人工重力施設の研究」
研究目的・内容:
本研究は、人類が恒久的に宇宙に移住できるかどうかの課題である重力に対して、遠心力を利用した人工重力施設の可能性を医学的側面、生態学的側面、構造力学的側面等から研究を行う。月や火星での低重力天体での人工重力施設が可能であることが検証できれば、人類の地球外への生存圏拡大に大きく道を開くこととなる。また、地上では過重力施設が骨密度の向上や反射神経の向上に役立つ可能性があるため、地球上の施設としても健康促進、運動能力向上に役立つ施設への布石となる研究である。
私の担当は、主に粒子法を用いた流体シミュレーションによる重力環境の解析です。工学系の共同研究は初めての経験となりますが、貢献できるようしっかりと研究を進めていこうと思います。
Leave a Reply