Wednesday February 8th 2012

2009年ベスト本10冊

投稿日時:2009/12/29  カテゴリー:その他

2009年に読んだ本の中から、ベスト10(順不同)を一挙紹介!

あくまでも僕が「今年読んだ本」なので古い本も混じってますが、どれも一読に値する本だと思うので、よかったらみなさんも読んでみてください♪


読んでいない本について堂々と語る方法

著者/訳者:ピエール・バイヤール

出版社:筑摩書房( 2008-11-27 )

単行本 ( 248 ページ )



本書を読むことは、読書に関わる全ての人にとって、非常に刺激的な読書体験になると思います。読書という行為を自分の中で捉え直すこと、書評という行為の芸術性を見つめ直すこと、そして本について語る自分自身の立ち位置を定義し直すこと。そうした知的行為全体が、まさに本書の読書体験そのものとなるはずです。


本格小説〈上〉 (新潮文庫)

著者/訳者:水村 美苗

出版社:新潮社( 2005-11 )

文庫 ( 605 ページ )


本格小説〈下〉 (新潮文庫)

著者/訳者:水村 美苗

出版社:新潮社( 2005-11 )

文庫 ( 540 ページ )



ホンモノの日本文学への回帰として、あるいは現代における「本格小説」への挑戦として。「< 読まれるべき言葉> をなんとかして現代の読者にも届けたい」という思いを込めて書き上げられた渾身の作品。文学を愛する人、日本語の亡びを憂える人にとっては、必ず読んでおきたい一冊です。


宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)

著者/訳者:サイモン シン

出版社:新潮社( 2009-01-28 )

文庫 ( 387 ページ )


宇宙創成〈下〉 (新潮文庫)

著者/訳者:サイモン シン

出版社:新潮社( 2009-01-28 )

文庫 ( 374 ページ )



宇宙論の歴史は、まさに天文学者たちの戦いの歴史。中世から現代にいたるまでの、ありとあらゆる天文学的ドラマを網羅した一冊。名ストーリーテラーのサイモン・シンの文章は、理系の本が苦手な方にも読みやすく、楽しみながら一気に読み終えてしまうこと間違いなし!


宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書)

著者/訳者:佐藤 勝彦

出版社:岩波書店( 2008-11-20 )

新書 ( 215 ページ )



知の最前線。宇宙論の歴史と現状、そして未来まで。めくるめく体験がこの一冊に!特に宇宙の「未来」を論じた最終章が秀逸です。普通のサイエンス本ではなかなか踏み込めない、ある種の “妄想” の領域を、科学的に論理的に真っ正面から論じています。


ここまでわかった新・太陽系 太陽も地球も月も同じときにできてるの?銀河系に地球型惑星はどれだけあるの? (サイエンス・アイ新書)

著者/訳者:井田 茂 中本 泰史

出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-09-17 )

新書 ( 288 ページ )



現在の太陽系について一通り学びたい方にとって、最も手頃でかつ丁寧な一冊です。僕も神奈川大学での講義「天文学概論」で、この本をかなり参考にさせてもらいながら授業スライドを作りました。新書サイズなので持ち運びも楽だし、気軽に太陽系について学ぶことができます。


読書について 他二篇 (岩波文庫)

著者/訳者:ショウペンハウエル

出版社:岩波書店( 1983-07 )

文庫 ( 158 ページ )



古い本ですが、今読んでもまったく色あせていない名著。毎日なんとなく本を読み飛ばしている方にとって、「読書」という行為に自覚的になることも、時には必要でしょう。


ケッヘル〈上〉 (文春文庫)

著者/訳者:中山 可穂

出版社:文藝春秋( 2009-05-08 )

文庫 ( 456 ページ )


ケッヘル〈下〉 (文春文庫)

著者/訳者:中山 可穂

出版社:文藝春秋( 2009-05-08 )

文庫 ( 541 ページ )



中山可穂さんにしては珍しい長編作品。これまでの彼女の作品とはずいぶん作風が変わっているので、戸惑う方や変な憶測をされる方もいると思いますが、一小説としてのレベルは非常に高いです。可穂さんファン以外の方にもオススメできる一冊ですね。タイトルからなんとなく想像がつくかと思いますが、とりあえずモーツァルティアンは必読。


世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

著者/訳者:歌野 晶午

出版社:角川書店( 2006-10 )

文庫 ( 521 ページ )



賛否両論あるでしょう。しかし僕は挑戦的な作品として評価したいと思います。まあ、もう一度読む気にはとてもなりませんが(苦笑


日本の難点 (幻冬舎新書)

著者/訳者:宮台 真司

出版社:幻冬舎( 2009-04 )

新書 ( 286 ページ )



これまた賛否両論あるようですね。個人的には、現在の日本の問題がわかりやすくコンパクトにまとめられていて、新書レベルの本としてはとてもよい出来だと思うのですが。それにしても、宮台以降まともな社会学者って出てないよなあ。


フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

著者/訳者:クリス・アンダーソン

出版社:日本放送出版協会( 2009-11-21 )

ハードカバー ( 352 ページ )



「フリー」の破壊力について、たくさんの事例をもとに徹底的に論じた一冊。まあGoogle文化にどっぷり浸かった世代にとっては、ある意味当たり前のことしか書いてないわけですが。一方、フリーの文化にまだ染まっていない方は、今すぐ読むべき必読書。分厚くて読み応えがありますが、がんばって最後まで読み切りましょう。


以上です。

いかがでしたか。話題になった本もいくつかあったので、もう読まれている本も多かったかもしれませんね。

気になる本があった方は、ぜひ2009年最後の、あるいは2010年最初の本選びの参考にしていただけると嬉しいです。

来年もたくさん素敵な本を読んでいきたいと思います。また面白い本があったら、このブログや読んだ4!で紹介していきますね♪


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がんばろう、東北。

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