ドールハウス 姫野カオルコ(角川文庫)
衝撃の「処女三部作」第一部。いやあ、ガツンとやられました。まさかこんなとてつもない小説家が日本にいたとは。これまで彼女の作品にあまり触れてこなかったのが悔やまれます。
読んでいない本について堂々と語る方法 ピエール・バイヤール(筑摩書房)
読書日記200冊目記念として、挑戦的な一冊をご紹介します。とりあえず現段階で、2009年に読んだ本の中ではダントツのNo.1。読書に関わる全ての人にとって、非常に刺激的な読書体験になると思います。
桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク 姫野カオルコ(角川文庫)
「ツ、イ、ラ、ク」でヒメノ文学の独特の世界にツイラクしてしまった方へ。また、これからツイラクする予定の方へ。ぜひこの機会に、2冊合わせてどうぞ。
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 水月昭道(光文社新書)
自分自身が博士課程に進んでしまった方、あるいはそういう人が身近にいるという方、現実を知るためにも読んでおくべき一冊。かもしれない。
そろそろ本気で継続力をモノにする! 大橋悦夫(日本能率協会マネジメント)
こんな本を読むぐらいで継続力が身につくのなら、とっくの昔に身についているよ。
なんて思わずに、とりあえず読んでみましょう。「継続力」というものについて、冷静に立ち向かえるようになるかもしれません。
独習C ハーバート・シルト(翔泳社)
これまで FORTRAN, C, Java と、気分に合わせて複数の言語でプログラムを書いてきましたが、やはり基本の C をもう一度ちゃんと勉強し直そう、ということでまずは「独習C」でざっとおさらい。
千円札は拾うな。 安田佳生(サンマーク出版)
数年前にベストセラーになった本なので、読んだ方も多いかと思います。基本的に経営論的なお話なのですが、応用の利く部分を適当に抜き出しながら、今後の研究生活に生かしていきたいです。
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 勝間和代(ダイヤモンド社)
10倍アップ・・・するかもね、こんだけやれば。でもこんな人間になりたいか、と問われれば「絶対になりたくない!」と大声で断言できる。そんな本。というか人。
君のためなら千回でも カーレド・ホッセイニ(ハヤカワepi文庫)
世界52カ国で出版され、800万部を売り上げ、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに120週以上連続でランクイン。いくらベストセラー本にはロクなものが無い場合が多いとはいえ、ここまで来ればやはり「本物」と判断するしか [...]
私の話 鷺沢萠(河出文庫)
35歳の若さで自ら命を絶った鷺沢萠の自伝的エッセイ。彼女の人生の一部に直接触れることのできる貴重な一冊です。激しく力強く、そして一方でとても弱くて繊細な、彼女の心の芯の一端を感じることができます。
最後の記憶 綾辻行人(角川文庫)
死ぬ直前、人生最後の記憶は何になるのだろうか。進行性の痴呆に冒されたとき、最後まで強固に残る記憶(こちらも「人生最後の記憶」と呼べるでしょう)は何になるのだろうか。想像するだに恐ろしいテーマですが、そこをホラー調・ミステ [...]
りんごの涙 俵万智(文春文庫)
俵万智さんの初エッセイ集。なので、もう15年ほど前の本です。万智さんが「サラダ記念日」でデビューした後、歌人として生きる道を選ぶために学校の先生を辞めることになった、ちょうどその頃のエッセイが収められています。
恋する伊勢物語 俵万智(ちくま文庫)
「サラダ記念日」や「チョコレート革命」でシンデレラ歌人として一世を風靡した俵万智さんですが、実は彼女、エッセイも素晴らしいことをみなさんご存知でしょうか?特にこの「恋する伊勢物語」は、万智さんのエッセイストとしての魅力を [...]
「朝30分」を続けなさい! 古市幸雄(アスコム)
昨日に続いて、もひとつ関連本を。前著が売れに売れたので、それに気をよくして次は「朝」に特化したビジネス書を出してます。内容についてはほぼ前著と同じ感想を抱いたので、割愛させていただきます。(要するに当たり前のことを当たり [...]
「1日30分」を続けなさい! 古市幸雄(マガジンハウス)
たまにはビジネス書も。昨年のベストセラー本なのですでに読まれた方も多いかと思いますが・・・なんでこんな本がベストセラーになるんですかね。ホントにベストセラーというのは不思議なものです。
『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する 亀山郁夫(光文社新書)
まず初めに。この本は「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)を読んだ人専用の本です。「カラマーゾフの兄弟」を読んでない人には全く意味のない本なので、注意してください。
カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー(光文社新書)
汲めども尽きぬ。文学史上最高峰とまでいわれるロシア古典文学の代表作。おそらくまだ全体の魅力のうちのほんの一部しか消化し切れていませんが、ひとまず自分の中で一段落したので読書日記に残しておきます。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3—死の礎は生 入間人間(電撃文庫)
・・・うん、なんというか、こんな本読まなきゃいいのに、読まざるを得ない状況というか、読まずにはいられない生き方というか。「ラノベ?何それ?」と一蹴されそうな超ヘビーノベル。はっきり言ってオススメはできません。読むとかなり [...]
包帯クラブ 天童荒太(ちくまプリマー新書)
ちくまプリマー新書が登場したときからずっと気になっていて、でもいつか読もうと思っているうちに映画化されて人気が出ちゃって、そしたらいつものあまのじゃくな性格で逆に読みたくなくなって、でもやっぱり気になっていたから最後はブ [...]
リピート 乾くるみ(文春文庫)
なにはさておき、まずは背表紙と帯の紹介文より
「あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作」
「あの『イニシエーション・ラブ』より驚けます」
そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー(ハヤカワ文庫)
本格ミステリの原点であり、未だに世界中のミステリ作家に影響を及ぼし続けている、古典中の古典。本書のプロットを基軸に書かれたミステリ多数。本書へのオマージュとして書かれたミステリ多数。本書をパロディ化して書かれたミステリ多 [...]
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? ひろゆき(扶桑社新書)
2ちゃんねるの管理人でありニコニコ動画の作成者でもある”ひろゆき”こと西村博之による、「Web 2.0って結局何?」な本。2ちゃんねるに興味が無い人も、ひろゆきって誰?という人も、インターネットの [...]
使える新書—教養インストール編 斎藤哲也(WAVE出版)
もうずいぶん前の本になってしまいました。
一時期はどこの本屋さんにも平積みにされていたので、買った人も多いことでしょう。
新書を紹介する新書、のはしりですね。
秘密結社 桐生操(中公新書ラクレ)
世界はフリーメーソンによって支配されている?
甘い甘い。
フリーメーソンのバックには奥の院であるイルミナティ、およびその組織を統轄する十三血族がいることを忘れてはいけません。
ツ、イ、ラ、ク 姫野カオルコ(角川文庫)
中学生。14歳。
学友とともに勉強に励み、部活では爽やかに汗を流す。
昼休みは、男子も女子もみんな仲良く元気に外に出て遊び回り、放課後は思いを寄せるクラスメイトのうわさ話に一喜一憂。
少しずつ大人への階段を登りながら、ち [...]
ロハスの思考 福岡伸一(ソトコト新書)
つい数日前まで学会で高知にいました。
あたたかい街の人たちに触れ、ゆったりとながれる時間を感じ、地元の美味しい魚を食べる。
高知での生活は、まさにロハス的な素敵なものでした。
グーグル八分とは何か 吉本敏洋(九天社)
「グーグル八分とは、何か? それは、グーグルが行っている 「恐怖政治」 の別名です。グーグルは、その圧倒的な資金力と収益力、そして市場独占力によって、ネットの言論を支配し、批判を封じ込めています。」(本書 まえがき より [...]
Web3.0への会議 サティーポッター・アイボーイ(ゴマブックス)
「Web2.0」という単語がバズワード的に一世を風靡してから2年が過ぎようとしていますが、早くも次の世代「Web3.0」を見据えましょう、という本が次々と出てきました。
本書はそうしたWeb3.0本の中でもかなり変わり者 [...]
フューチャリスト宣言 梅田望夫・茂木健一郎(ちくま新書)
「ウェブ人間論」(梅田望夫・平野啓一郎)に続き、今回は茂木さん相手の梅田対談。
ネット世界における輝かしい未来創造の魅力と可能性が語り倒されます。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 梅田望夫(ちくま新書)
久しぶりに再読しましたが、やはり名著ですね。
いわゆるWeb2.0に関する全てのことが書いてあります。
下手なIT本を何冊も読むぐらいなら、本書を一冊読まれることをお勧めします。
3週間続ければ一生が変わる(Part2)―最高の自分に変わる101の英知 ロビン・シャーマ(海竜社)
「3週間続ければ一生が変わる」(ロビン・シャーマ)の第2弾。
全作と同じく、勇気づけられる言葉がたくさん散りばめられた啓蒙書です。
The Stolen Alex Shearer(Macmillan)
何度も読もうとして途中で挫折していた本だったのですが、ようやく読めました。
英語レベルはそんなに高くないのですが、最初の2章ほどがやや読みづらい。
そこがネックでしたね。
放課後の音符(キイノート) 山田詠美(新潮文庫)
中学生〜高校生の頃に読んでおくべきだった、と悔やまれる作家の代表は、やはり山田詠美でしょう。
当時は大江健三郎や安部公房やドストエフスキーなど、かなり偏った志向(嗜好?)で本を読んでいたので、山田詠美さんの小説は本当に一 [...]
生きることと読むことと 中野孝次(講談社現代新書)
読書を通じて形成された自己哲学を延々と語っていく一冊です。
著者の読書体験をもとに、いかにして読むことが生きることに繋がってきたのかを書きつづっています。
失恋 鷺沢萠(新潮文庫)
性格も背景も環境も全く違う4人の男女の「失恋」を描いた短編集。
ただしどれも一般的な「失恋小説」からは少しはずれた物語ばかりなので、人によっては「どこに失恋が描かれているの?」と首をかしげることになるかもしれません。
大統領のクリスマスツリー 鷺沢萠(講談社文庫)
文庫版の解説を俵万智さんが書かれています。
そこから一文を引用させてもらいます。
「どんなふうに愛するかよりも、どんなふうに別れるかというところに、その人の性格というか本質が出るんだよね、と言った友人がいた。」
君はこの国を好きか 鷺沢萠(新潮文庫)
鷺沢さんはクォーターの在日韓国人でした。
本書は「ハングルに感電した在日3世」である雅美という主人公を通して、在日韓国人のアイデンティティの問題を爽やかに描いた小説です。
「天才」の育て方 五嶋節(講談社現代新書)
「天才」ヴァイオリニスト五嶋みどり、五嶋龍の母親である五嶋節さんによる子育て論。
異様にフォントが大きくマージンも広く取ってあるので、あっという間に読み終わりました。
3時間熟睡法 眠りのリズムを身につける! 大石健一(かんき出版)
強烈な書名ですが、実際にはそれほど無茶な短眠のススメではありません。
三時間睡眠を推奨するというよりは、睡眠を自分の意志でコントロールすることの重要さが説かれています。
やさしさの精神病理 大平健(岩波新書)
新しいタイプの “やさしさ” についての興味深い考察がなされています。
「精神病理」という硬めのタイトルですが、かなりやさしく書かれた新書なので気軽に読んでみてください。
ラーメンを味わいつくす 佐々木晶(光文社新書)
国立天文台の教授で惑星科学者にしてラーメン王(←テレビチャンピオン)で僕の論文の共著者でもある佐々木晶さんの、ラーメンに対する熱い想いが込められた新書です。
#以前も同じような日記を書いたな・・・。
Matilda Roald Dahl(Puffin Novels)
天才少女 Matilda がおバカな大人たちをいたずらでやっつけちゃいます。
途中からは、そんなんありか!?というような “人間業を超えた” いたずらも出てきて、Dahl らしいぶっとび方もちゃん [...]
孤独であるためのレッスン 諸富祥彦(NHKブックス)
「孤独は、現代をタフに、しなやかに生きるための”能力”である」
「生涯独身、シングル・マザーも超OK!」
「パラサイト、ひきこもりに自身を持て!」
日本の公安警察 青木理(講談社現代新書)
先日読んだ「債権回収の現場」(岡崎昂裕)も「借金取り」という厚いベールに覆われた世界を紹介する本でしたが、今回はその何十倍も厚いベールで隠しに隠された公安警察のお話。
債権回収の現場 岡崎昂裕(角川oneテーマ21)
金融業においていわゆる「借金回収」の仕事をしていた人の実体験に基づく新書。
こういう特殊な業種の話はなかなかお目にかかれるものではないので、一読の価値ありです。
スルメを見てイカがわかるか! 養老孟司・茂木健一郎(角川oneテーマ21)
本書が出た当時は、養老さんと茂木さんという有名人同士の対話本ということで、どの書店に行っても平積み状態で売れに売れていました。
もともと僕は二人とも胡散臭いと感じていたくちなので全く惹かれませんでしたが、これまた100円 [...]
テロリストのパラソル 藤原伊織(講談社文庫)
本書が史上初の乱歩賞・直木賞ダブル受賞作品としてベストセラーになってから数年が過ぎました。
ベストセラーはそのときには読まない主義なので知らん顔して放っておきましたが、もうそろそろいいですよね。
・・って、結局はブックオ [...]
読書の腕前 岡崎武志(光文社新書)
読書という行為の魅力を余すところ無く語った一冊。
かなりおもしろいです。
本が好きな人、そして「悪の読書術」(福田和也)をおもしろいと感じた人、ぜひこちらも読んでみてください。
Judy Moody Gets Famous! Megan McDonald(Walker Books Ltd)
Judy Moody シリーズ2冊目。
今回も前回同様、ハッピーなおこちゃま世界がいっぱいに広がります♪
オートフィクション 金原ひとみ(集英社)
「太陽の季節」(石原慎太郎)が50年代、「限りなく透明に近いブルー」(村上龍)が70年代の若者を扱っていたのに対し、本書は現代の若者の日常を自伝小説風に描いた作品です。
限りなく透明に近いブルー 村上龍(講談社文庫)
「太陽の季節」(石原慎太郎)が50年代の若者を描いた作品だったのに対し、こちらは70年代の若者をテーマにした作品。
どちらも、当時の世相や若者たちの風俗を体感できるという点ではひとつの共通項を持つ作品といえるでしょう。
朝2時起きで、なんでもできる! 枝廣淳子(サンマーク出版)
いや、そりゃ2時に起きればなんでもできるかもしれないけどさ・・・
と思いながら読み始めたのですが、実はこの本「早起きのススメ」というわけではありませんでした。
新しいお金 高野 雅晴(アスキー新書)
すでに使われている、そして今後続々と登場する、新しいお金の形についてまとめられた一冊。
PASMO, Suica, Edy などの電子マネーはもちろん、Second Life で話題になっている RMT (Real Mo [...]
Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood. Megan McDonald(Candlewick Pr)
以前からずっと気になっていた本でした。
ついに買っちゃいました。
予想通り期待通り、Judy Moody ちょ〜〜〜かわいいです! o(>u< )o
Charlie and the Great Glass Elevator Roald Dahl(Puffin Novels)
有名作 “Charlie and the Chocolate Factory” の続編。
相変わらず Dahl らしいぶっとんだ物語です。
爆発するソーシャルメディア 湯川鶴章(ソフトバンク新書)
世界中からユーザーが集まる「マイスペース」、映像革命を呼んだ「ユーチューブ」、話題沸騰の3D仮想空間「セカンドライフ」など、多様な参加型メディアを取り上げ、新しい参加型メディア時代の到来を叫ぶ非常にタイムリーな一冊です。 [...]
TUGUMI 吉本ばなな(中公文庫)
先日ふとしたことから吉本隆明と吉本ばななの話になったので、久しぶりにばななさんの作品を読んでみることにしました。
ず〜〜っと前に一度読んだことのある本だったのですが、ほとんど忘れてしまっていて白紙に近い状態だったので、あ [...]
なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 ケリー・グリーソン(PHP研究所)
本書で最初に強調されるのは、またもや「すぐやる」こと。
ここしばらくビジネス書系をかため読みしてますが、やはり全ての基本は「すぐやる」ことのようです。
ぬるい眠り 江國香織(新潮文庫)
江國さんがいろんなところに書き綴っていた作品群を一冊にまとめた短編集。
ひとつのテーマを持って書かれた短編集(「号泣する準備はできていた」や「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」など)とはまた一味違い、いろんなエクニを [...]
The Curious Incident of the Dog in the Night-time Mark Haddon (Vintage)
自閉症の少年 Christopher が繰り広げる日常冒険物語。
朝の知的生活術/週末の知的生活術 現代情報工学研究会(講談社)
かなり古い本(1994/1995年出版)なのですが、朝の過ごし方と週末の過ごし方について考えているところだったので、つい買ってしまいました。
ともにブックオフで100円。
でなきゃたぶん買ってないですね(笑
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 福田和也(PHP研究所)
先日はビジネス書に特化した読書法についての本(「レバレッジ・リーディング」本田直之)を読んだので、今度は文芸評論家である福田和也氏の読書法の本を読んでみました。
(あ、実際には「読む」ことだけじゃなく「書く」ことについて [...]
Charlie and the Chocolate Factory Roald Dahl (Puffin Novels)
ご存じ「チャーリーとチョコレート工場」の原書版。
久しぶりに英語多読を再開するかー、ということで簡単なペーパーバックの再読からスタートです。
素人のように考え、玄人として実行する 金出武雄(PHP文庫)
工学系の研究者が書いた一種の「ビジネス書」です。
一般の方にとってはやや異色なビジネス書だと思いますが、研究者である私にはぴったりの本でした。
ライフハックスー鮮やかな仕事術 佐々木正悟(MYCOM新書)
いわゆるノウハウ本です。
「ライフハックス」という言葉が物珍しかったのと、MYCOM新書という変わった出版社から出ている本ということで、お試しで買ってみました。
カラヤンとフルトヴェングラー 中川右介(幻冬舎新書)
クラシック業界の裏側をのぞいちゃおう、という本です。
世界最高のオーケストラであるベルリンフィルを巡る、大指揮者たち(フルトヴェングラー・カラヤン・チェリビダッケなど)の権力闘争が生々しく描かれています。
白洲正子自伝 白洲正子(新潮文庫)
白洲次郎の妻であり、青山二郎、小林秀雄、梅原龍三郎といった超一流の文人たちとも交流の深かった白洲正子の、エッセイ風自伝です。
白洲正子はいかにして「白洲正子」になったのか、その全てがここに記されています。
哲学原理 デカルト(岩波文庫)
以前から自然科学者を志す者として一度ぐらいは目を通しておかないといけないだろうとは思っていたのですが、なかなか敷居が高く(いかにも読みづらそうだから!)博士2年の終わりにきてようやく読むに至りました。
英語上達完全マップ 森沢洋介(ベレ出版)
これまでにたくさんの英語学習法の本を読んできましたが、その最後の最後に辿り着いたのが本書です。
僕が漠然と考えていた「理想の英語学習法」を、見事に系統立てて実践的な方法論として解説してあり、まさに求則得之(求めれば則ち之 [...]
プラナリア 山本文緒(文春文庫)
ドキリとあるいはヒヤリとさせられる短編集です。
ニート・フリーター・プータロー、呼び名はいろいろありますが「無職」という現代的なテーマについて、複数の視点から多層的に捉えて書かれた作品群が並びます。
絵のない絵本 アンデルセン(新潮文庫)
有名童話作家アンデルセンが紡ぎ出す素敵な素敵な33夜物語。
世界中を旅しているお月様が、それぞれの国で照らし出してきたユニークなお話しをゆっくりと語ってくれます。
深海生物学への招待 長沼毅(NHKブックス)
集中講義をしていただいた長沼先生の本です。
最近「ヘンな生き物」がちょっとしたブームになっていますが、深海に住む不思議な生き物たちのことを知るのにちょうどよい本だと思います。
悪の恋愛術 福田和也(講談社現代新書)
福田氏による「悪の〜」シリーズ3部作の最後は、最も「悪」が重要になるであろう恋愛術についてです。
(実際には「悪の対話術」「悪の恋愛術」「悪の読書術」の順で刊行されています)
ここでも福田節は絶好調です。
新しい文学のために 大江健三郎(岩波新書)
いかに本を読むか、ということをテーマに読書についての新書を読みあさってきましたが、その最後を飾るのは今から20年近く前に出版された大江健三郎氏による文学論です。
美しい国へ 安倍晋三(文春新書)
本当はこんなくだらない(であろう)新書なんて読みたくもなかったのですが、安倍さんが自民党の新総裁に選ばれ、そしておそらく次期首相になるという状況では、やはり読まざるを得ないと判断しました。
村上春樹論 『海辺のカフカ』を精読する 小森陽一(平凡社新書)
みなさんの中にも、村上春樹が大好きな方がたくさんいらっしゃることでしょう。
僕にとっても、村上春樹は好きな作家の1人です。
有名作品はだいたい読みましたし、彼の作品に心酔していた時期もありました。































































































































