2011年度天文学概論@神奈川大学(第14回:全体のまとめ)

非常勤講師として、神奈川大学で「天文学概論」の講義をしてきました。そのときの資料を載せておきます。

このスライドの PDF をこちらにアップしておきます。必要な方はダウンロードしてください。


これで今年度の講義は全て終了です。
最後までたくさんの学生さん(約200名)が聴講してくれて、こちらとしてもとても励みになりました。

今年度も講義テーマにぴったりのタイミングで最新の話題(ケプラーの系外惑星に関する発表・超新星観測に関するノーベル物理学賞などなど)が次々と飛び込んできたので、現在進行形のホットな学問の世界を紹介することができ、非常によかったと思います。
この講義をきっかけに、天文学や惑星科学に興味を持ってくれる学生さんがさらに増えてくれると嬉しいです。

来年度もまた非常勤講師として同じ講義を受け持つ予定です。今年度以上によい講義ができるよう、しっかり準備してがんばろうと思います。
来年度この講義を受講されるみなさま、どうぞよろしくお願いします m(_ _)m

2 Comments

  1. お忙しいとは思いますが、ご教授願います。
    先日、NHKの某番組を見ていると、オリオン座の地球から670光年の距離にあるベテルギウスという恒星が近いうちに超新星爆発を起こす云々とのこと。。。
    今後さらに膨張すると日中でもその光を確認できるらしいです。
    そこで疑問に思ったのですが、いくらスーパーカミオカンデでその兆候を捉えることができるといっても、実際に爆発を望遠鏡で確認したりできるのは670年後ということなのでしょうか?
    それとも膨張から爆発までをリアルタイムで確認できるのでしょうか?

    乱文ご容赦くださいませ。

  2. >tak さん

    ここでいう「近いうちに」というのは、ちょうど670年ほど前にベテルギウスが超新星爆発を起こしている、ということを意味しているのだと思います。
    つまり、ベテルギウスはすでに超新星爆発していて、その爆発の光が近々地球に届くのでは?ということです。

    もちろん実際にベテルギウスが超新星爆発を起こしているかどうかすら不確定なので、本当に近いうちにその光を見ることができるかどうかわかりませんが、もしちょうどいまのタイミングで超新星爆発の瞬間を観測できれば、宇宙観測史に残る大きなイベントになるでしょうね!

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