講演@神奈川大附属高校 2012

神奈川大学附属中高等学校で系外惑星に関する講演を行ってきました。
そのときの講演資料と参考図書を載せておきます。

このスライドの PDF をこちらにアップしておきます。必要な方はダウンロードしてください。

昨年に引き続き高校生(+先生方)に向けての講演でしたが、今回もみんな真剣なまなざしで最後までしっかりと話を聞いてくれて、とても有意義な90分講演になりました。

惑星科学、特に系外惑星に関する研究は文字通り「日進月歩」な分野なので、去年の話と今年の話、あるいは今年の話と来年の話では、大きく世界が変わっていることがありえます。
今回の講演をきっかけに、こうした惑星科学のワクワクするようなダイナミズムを感じてもらえていたら、惑星科学を研究しているものとしてとても嬉しく思います。


*参考図書*
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宇宙論の歴史は、まさに天文学者たちの戦いの歴史。中世から現代にいたるまでの、ありとあらゆる天文学的ドラマを網羅した一冊。名ストーリーテラーのサイモン・シンの文章は、理系の本が苦手な方にも読みやすく、楽しみながら一気に読み終えてしまうこと間違いなし!


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理論屋さんと観測屋さんが、互いの得意分野を出し合って仕上げた一冊。クオリティ高いです。一般向けの書籍なので専門的な難しい内容はなるべくカットして書かれていますが、それでも系外惑星の理論と観測について最先端の話題はほぼ全て網羅されており、一通り勉強するのにはぴったりの本だと思います。天文に詳しくない方は、まずは本書から読んでみましょう。


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“Where are they?(宇宙人はいったいどこにいるんだい?)” 天才物理学者が問いかけた宇宙人問題「フェルミのパラドックス」に対して、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、50通りの視点から50通りの解答を示します。「宇宙人はいるのか?」という究極の疑問をオカズに、極上の思考実験をたっぷりと満喫してみてください。

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