ダリ展に行ってきました!

午後から東工大でセミナーだったのですが、午前中の時間が中途半端な感じになりそうだったので、この機会を利用して上野のダリ展に行ってきました。

すごい人気で、休日に行くと美術館に入るまでに30分待ちとか1時間待ちとかになるそうです。
どうせ平日の朝一に行くしかないなあとは思っていたので、ちょうどよかったです。

・・・しかしそれでもやっぱり大人気。
開館5分前に到着したのですが、もうすでに50人近くの人が並んでいました (*_*)
こんな展覧会は初めてです。

でもそれだけ人気が出るのも当然ですよね。
あのダリの作品が、それも有名作も含めて、大量に展示してあるのですから。
そしてどの作品もおもしろい。興味深い。
誰が見てもどんな見方をしてもどう解釈しても、とにかく思いっきり楽しめること間違い無しです。

ダリの絵の場合、細かい所をじっくり眺めたり、「しかけ」をじっくり発見したりする楽しみもあるので、今回は久しぶりに図録も買ってきました。
しっかりした解説付きの図録なので、しばらくはこれで楽しめそうです。
余裕があればもう一度行きたいなあ。

 
さて。
とにかく人気のこのダリ展。
普通に行っては、せっかくの絵が人だかりに埋もれてしまって、なかなかゆっくりとその魅力を鑑賞することはできません。
そこで、ダリ展に行かれる方には次のような見方をオススメします。

1. 平日に行く
基本ですね。土日に行くのはあまりに無謀です。

2. 開館時間(10:00)に行く
これも基本です。ちょっと遅れるとすぐに混みます。

3. 最初の「挨拶」や「この展覧会について」はスルー
こんなのネットでも読めます。

4. 最初の展示コーナーはサッと観たらすぐに次のコーナーへ
ここでじっくり観ようとしないこと。←ここポイント
早めに人が少ない次のコーナーへ移ってしまいます。

5. 次のコーナー以降は、いろんな距離・角度からじっくり絵を眺める
人が少ないと、いろんな場所から絵を観ることができます。

ちなみに、ほとんどの人は美術館に入ってすぐが一番「やる気」があるので、最初のコーナーではかなりの時間をかけて絵を観ていることが多いです。
また、音声ガイドに沿って観ている人も多いので、その解説の速度に人だかりの速度も律則されている場合がよくあります。
なので、そこをまずスルーして次に進めば、よっぽどのんびりしない限りその人たちに追いつかれる(=人だかりに巻き込まれる)ことはありません。

6. 最後まで観たら入り口まで戻って最初のコーナーの絵を観る
ここではすでに人だかりができていますが、まあしょうがありません。

入り口まで戻ってきたら、できれば音声ガイド(500円ぐらい)を借りて解説を聞きながら再度全ての絵を観たいところですね。
一度ゆっくり観ている絵なので、解説がスッと自分の中に入っていきますよ。

こんな感じでしょうか。
実際に今日はこの見方を実践しました。
おかげで1回目に観て回ったときは、ほとんど独占状態で絵を観ることができました。
(でも後ろを振り返るとみんな団子状態 (^^;)

これから行かれる方は、ぜひ「最初はスルー」方式でゆったりと絵を鑑賞してきてほしいと思います☆

4 Comments

  1. ナイスなアドバイスをありがとう!!
    平日行くのは無理だけど、最初はスルー方式は使えるね。
    あとは早起きできるかという問題が(笑)
    行く前日は飲酒することなく速やかに就寝といったところでしょうか?
    前に上野に行ったとき、美術館の行列と勘違いしてホームレスの配給の列に並んじゃったことがあってさぁ・・・・・

  2. >ひらりん
    配給の列って、、、ひらりんもいろんなネタ持ってるね〜(笑
    ってか人生そのものをネタにしちゃおうみたいな気概を感じます。素敵です。

    早起きしないと最初はスルー方式が使えないからね、がんばって起きましょう。
    まあ10時開館なので、そんなにすごく早起きしなくても間に合いますよ。
    昼過ぎに行くと美術館に入るまでが大変、入ってからも人だかり、という最悪のパターンになるのでそれだけは避けた方が賢明だと思います。

  3. 俺もダリ展行く〜

    平日は行けないから、2以降を実践したいと思います。

    それにしても、そんなに混んでるんだ。
    そりゃそうか。

    福島にダリ美術館あるんだよね。
    いつか行ってみたい。

  4. >しのぶさん
    お仕事されてる方はやはり平日は厳しいのですね。。。
    休日でも朝一で行って「最初はスルー」すればなんとかなるはず!
    楽しんできてください♪

    福島のダリ美術館、興味津々です。
    あとで調べてみます。
    ありがとうございます。

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  1. 末っ子長女にしえみのイラスト日記

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