学問のすゝめ 福沢諭吉(岩波文庫)

「誰もが知ってるけど誰も読んでない本、を最近読んでいる」という知人の勧めで僕も初めて読みました。
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天下の名著、世紀の大ベストセラー、学問のすゝめ。
シブイです、シブすぎです。

率直な感想としては、とにかくめちゃくちゃ面白かったです。
学ぶべきところや気づかされるところがたくさんあります。
福沢諭吉が目の前で講義をしてくれているような、そんな臨場感にも溢れた本です。

言葉を尽くして大絶賛したいぐらい、とにかく素晴らしい本でした。

学問の意義、国家と法、西洋思想、独立自尊、国際社会における日本、などなど盛りだくさんの内容になっています。
明治時代に書かれた本ですが、今読んでも新鮮な発想や説教が心にしみいります。
またもともと一般向けに書かれた本なので、文語文とはいえ平易な文章で語られており読みやすいのもありがたいです。

いまさらですが、本書はやはり日本人の一般教養として国民みんなが読むべき「原点」としての本だと思いました。
安倍首相の「美しい国へ」なんか読むよりも、130年前に出版された本書を読む方がはるかに国民全体の底上げになり、本当の「美しい国」作りへ向けてのインフラ整備ができると思います。

政府にとって扱いやすいバカな国民にならないためにも、みなさんぜひ時間を作って「学問のすゝめ」を読まれることを強くお勧めいたします。

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