科学の世界で最も権威のある国際誌「Nature」に、「発掘!あるある大辞典2」でのやらせ問題に関する記事が載っていました。
(Nature 445, 804-805 (2007))
タイトル:Japanese TV show admits faking science (日本のテレビ番組がやらせ科学を容認)
・・・なんと不名誉な記事でしょう。
納豆ダイエットの問題、レタス汁によるマウス誘眠実験の問題、さらには別の番組ですが白いんげんダイエットの問題までしっかりと取り上げられています。
“Their goal is not scientific truth; it’s ratings” (彼らの目的は科学的な正しさではない、視聴率なのだ)
はい、全くおっしゃるとおりです。
このような形で有名科学雑誌に紹介されるなんて、本当に恥ずかしいことです。
「まあしょうがないよ」と開き直らずに、しっかり反省して今後のまっとうな番組作りに励んでもらいたいですね。
参考記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070223-00000000-mai-soci
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蛇足ですが。
「あるある」もひどいが Nature だって・・・と思っている研究者の思いを代弁して
“Nature’s goal is not scientific truth; it’s sensations”
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