レバレッジ・リーディング 本田直之(東洋経済新報社)

ビジネス書をたくさん読もう!というビジネス書です。
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読書を自分への投資活動として捉え、たくさんビジネス書を読むことで「パーソナルキャピタル」の含み資産を増やしていきましょう、というのが著者の主張です。
なので本の読み方は、必要な部分だけを効率よく素早く読み取って情報として切り取っておく、というもの。

まあ同じようなことは他のビジネス書にもよく書いてあるので、特に本書のオリジナルな部分はあまりないのですが、

「本を読めば読むほど、時間が生まれます。本を読まないから、時間がないのです」

という文章はなかなか印象的でした。

効果的なビジネス書読書を目指したい人にはとてもわかりやすくて良い本だと思います。
また、ビジネス書にしては珍しくカバーデザインがおしゃれなので、見た目にも悪くないです。

ただ・・・和田秀樹さんなんかも同じタイプの読書を勧めていますが、こういう人たちって、きっと情報収集としての読書しかできないんでしょうね。
もともと読書は嫌いだった、って公言してますし、純粋に読書そのものを楽しむことができない人たちって、ちょっとかわいそうな気がします。

余計なお世話ですけど。

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