都知事選終了

結局大した盛り上がりもないまま、当たり前のように石原慎太郎氏が再選を果たしました。
やはり他の候補者では物足りなさがぬぐえませんでしたね。

実は僕は今回が初めての都民としての選挙でした。
というのも、最近まで住民票を実家の唐津においていたからです。
唐津に帰ったときに地元の選挙に参加したことはありましたが、いま住んでいる東京での選挙は初めてだったので、本当はもう少し盛り上がって欲しかったというのが正直なところでした。

さて、これで東京オリンピック招致活動は継続ですね。。
まあ実際に東京オリンピックが実現するとは石原氏本人も思っていないでしょうから、これからオリンピックの名を借りたカネのばらまきが堂々と行われることになるわけです。
もちろんそのお金が有効活用されれば文句は無いわけですが・・・どうなんでしょうね。

今回の選挙は「石原都知事の信任投票」という位置づけをされることも多かったようですが、個人的には今回の結果は石原都知事への信任の現れというよりも、対立候補の役不足によるものが大きかった気がします。
＃そんなことはない？
＃みんな本気で石原氏の “強いリーダーシップ” を信頼している？

これで、汚い過去を隠蔽し美しい日本を目指す、という動きはさらに強まることが予想されるわけで、そう考えるとなんだか日本の将来に鬱々としたものを感じずにはいられくなってしまうわけで、そんなことをグチグチ言いながらなんとも後味の悪い選挙結果だなあと思いながら、独りむなしく石原慎太郎氏の晴れ晴れしい笑顔をテレビで眺めてため息をついたりしているわけです。

むーん。

＃＃＃
最後に蛇足ですが。
開票が始まる前に「当選確実」が出るシステムは、やはり好きになれません。
出口調査なんかしなきゃいいのに、開票のドキドキ感を少しは味合わせてよ、と思うのは僕だけではないはず。
ねえ。

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