Matilda Roald Dahl(Puffin Novels)

天才少女 Matilda がおバカな大人たちをいたずらでやっつけちゃいます。
途中からは、そんなんありか!?というような “人間業を超えた” いたずらも出てきて、Dahl らしいぶっとび方もちゃんと見せてくれます(笑
[tmkm-amazon]0141301066[/tmkm-amazon]
Matilda と一緒にワクワクしながら、そして最後はスカッと気持ちよく読み終えられる素敵な物語です。

それにしても、この大人たちの(というか Matilda の両親と The Trunchbull の3人ですが)酷さといったらありません。
あらゆる負の表現を駆使して徹底的にダメな大人を描き切るあたり、さすがは Dahl ですね。

そして彼はいつもそうなのですが、ダメな大人は結局最後までダメなまま、救いようがないと突き放しているところも、いかにも Dahl らしくて気持ちいい。
#日本人が書くと、最後は悪者も改心して予定調和的にめでたしめでたし、となりそうなところですよね。

Dahl の作品にしては比較的分量の多い本ですが、ストーリーもしっかりしていて細かいエピソードも秀逸なので、最後まで楽しく一気に読めちゃうはず。
英語多読にもぴったりの一冊です♪

☆他の人の記事も読む☆
りんごの木の下で
音楽と音楽じゃないものと私

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.




CAPTCHA