やっぱり僕は江國さんの文章が大好き。
そう再確認した一冊でした。
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小さな恋、純粋な恋、でもちょっぴり大人の雰囲気も先取りしちゃった切ない恋。
ボーイズ&ガールズの素敵な”れんあい”を描いた中編2編です。
子供の視点からの巧みな心理描写は、「神様のボート」を思い出させてくれます。
本作品執筆時、江國さんはまだ20代半ばですが、もうすでにエクニワールドの下地がしっかりできあがっていますね。
#最近の作品と比べるとややわざとらしさを感じてしまうのはまあしょうがない。
江國文学の原点に近いところが見えるのがとても楽しいです。
また江國さんの本を読みたくなってきました。(再読したい本がいっぱい♪)
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