いよいよ明日の朝10時半、アポロ計画以来の大型月探査計画である、日本発の月探査衛星「かぐや」が打ち上げられます!
(天気が良ければですが、、、台風来てるな、、、大丈夫かな、、、)
みなさんにとっても、最も身近な天体であるお月様の探査衛星です。
ぜひぜひご注目ください!!
ということで、以下、以前このブログで書いた記事を再掲します。
どうぞ明日はお楽しみに☆
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「かぐや」は、日本初の本格的な月探査衛星です。
H-IIAロケット13号機により、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられます。
当初は8月16日打ち上げの予定でしたが、衛星の製造ミスにより延期されていました。
7月20日の打上げ延期の発表から、子衛星の部品交換作業が完了し、昨日再度打上げの予定日が設定されました。
ちなみに打ち上げ予定時刻は10時31分01秒(日本標準時)です。
当日はみんなで打ち上げの成功を祈りましょう。
この月探査衛星「かぐや」は、搭載する15種類もの観測機器により、約1年間にわたって月の全球観測を行う予定となっています。
以下に「かぐや」の行うミッションについてまとめておきましょう。
*月の表面を調べるミッション*
1. 蛍光X線分光計:月の表面の元素の分布を調べます
2. ガンマ線分光計:月の表面の元素の分布を調べます
3. マルチバンドイメージャ:月の表面の写真を撮って、色の違いから岩石の分布を調べます
4. スペクトルプロファイラ:岩石の種類をより詳しく調べます
*月の地形や地下のつくりなどを調べるミッション*
5. 地形カメラ:2台のカメラでステレオ写真を撮り月の地形を調べます
6. 月レーダサウンダーアンテナ:月の地下2〜5キロメートルくらいまでの地層や断層などを調べます
7. レーザ高度計:レーザを使って月の地形と標高を調べ、地図を作ります
*月の環境を調べるミッション*
8. 月磁場観測装置:月の磁場を詳しく計ります
9. 粒子線計測器:月の表面に降り注ぐ宇宙線と、月での火山活動の様子を調べます
10. プラズマ観測装置:月の周りのプラズマを調べます
11. 電波科学:月の電離層を調べます
*月の重力の分布を調べるミッション*
12. リレー衛星対向中継器:月の裏側の重力の分布を調べます
13. 衛星電波源:月の表側の重力の分布をより詳しく調べます
*月から地球を調べるミッション*
14. プラズマイメージャ:地球のオーロラなどを撮影します
*月と地球などを鮮明に撮影するミッション*
15. ハイビジョンカメラ:月面上での「地球の出」などを撮影します
文字だけじゃよく分からん、という方はぜひ以下のJAXA作成のプロモーションムービーをご覧ください。
20分程度のムービーですが、わかりやすく解説してくれているので、科学番組が好きな方などにはぴったりです♪
mms://jda-str.tksc.jaxa.jp/www/projects/selene/KAGUYA_0730.wmv
参考サイト:かぐや/H-IIA13号機 打ち上げ特設サイト
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