君のためなら千回でも カーレド・ホッセイニ(ハヤカワepi文庫)

世界52カ国で出版され、800万部を売り上げ、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに120週以上連続でランクイン。いくらベストセラー本にはロクなものが無い場合が多いとはいえ、ここまで来ればやはり「本物」と判断するしかないでしょう。[tmkm-amazon]4151200436[/tmkm-amazon]
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本書は映画化もされているのですが、日本での映画公開(2008/02/09)をきっかけに文庫化されたので、ようやく手に取ってみました。

そして実際に読んでみて・・・
すごいです。これはまぎれもない超傑作スゴ本です。まだ読んでない方は今すぐに買って読みましょう。

ストーリーは類型的な贖罪話。舞台は私たちにはあまり馴染みのないアフガニスタン。一見あまり魅力を感じない内容に思えますが、実際に読み始めると、テーマの普遍性、作者の想い、そして美しく紡がれるひとつひとつの言葉に、圧倒されっぱなしでした。全編を通じて、悲しみの主題を支えながら通奏低音として流れ続ける「祈り」が心の奥底まで染み入ってくる、本当に美しい物語です。

こういう本を紹介するのは難しいですね。何を書いても十分に思いが表現できない。

とにかく騙されたと思って買って読んでみてください。本書との出会いは、みなさんにとって間違いなく至福のひとときとなることと思います。
この感動をぜひ一緒に共有しましょう。

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ところで映画の出来はどうなんですかね?
恵比寿や銀座あたりでやってるみたいですが、誰か一緒に行きます?

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2 Comments

  1. こんばんは☆
    記事を読ませていただき、
    さっそくamazonで購入しました。
    手に届くのが楽しみです・・。
    普遍的テーマに弱い私。
    美しく紡がれることばたちに圧倒されたいと思います。
    では、おやすみなさい。

  2. >こころんさん

    この本はきっと素敵な読書体験になると思います。
    たくさんの人に読んでもらいたい一冊。
    Happy Reading♪

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