NASAの土星探査機「カッシーニ」によって、土星の新しい輪が発見されました。
新しく発見された輪についてはNASAのHPの画像をご覧ください。(+マークがある軌道にぼんやりと輪が見えます)
これまで土星には7つの輪があるとされていたのですが、今回の発見をうけて土星の輪は8つに修正されることになるようです。
僕は土星の専門家ではないのでこの発見の意義について語ることはできませんが、土星の輪の形成論を研究している人たちにとってはおそらく大事件なんだと思います。
それにしても驚くべきは、我々の太陽系についての知識のあやふやさですね。
今や太陽系外の惑星系が次々に見つかり、惑星形成論も系外惑星を包有した「汎惑星系形成論」へと進化しようとしている中、なんとなく太陽系のことはもうだいたい分かったような気になってしまっているわけですが・・・。
土星のような大きな惑星の持つ輪についても、その数が今になって修正されるとはちょっと驚きです。
(それも100個が101個に修正されたのならまだしも、7個から8個への修正とは!)
幻の第10惑星「エリス」が発見されたときも、まだそんな巨大な天体が発見されずに残っていたのか!?と驚きましたが、まだまだ太陽系内にも未知のことはたくさん残っているんですね。
僕も教科書の記述を変えるような大発見をしたいなあ。
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