Monday May 21st 2012

2009年度天文学概論@神奈川大学(第5回:太陽系2)

投稿日時:2009/10/28  カテゴリー:天文学概論@神奈川大学

非常勤講師として、神奈川大学で「天文学概論」の講義をしてきました。そのときの資料を載せておきます。



講義で使用した動画は以下のサイトで見ることができます。
NAOJ 4D2U Project:地球と月の誕生(平面版)

ちなみにこの 4D2U 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト のサイトでは、宇宙に関する様々な情報・ムービー等が提供されています。興味のある方はぜひご覧になってみてください。


*参考図書*

かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて

著者/訳者:ニール・ドグラース タイソン

出版社:早川書房( 2009-08 )

単行本 ( 286 ページ )



教科書というよりは科学系読み物です。冥王星の定義を巡るアメリカでの大論争を、その論争のまさに中心にいた著者自らが語っています。科学と文化と伝統と慣習と・・・様々な側面から語られる冥王星。もはや単なる言葉の定義の問題ではなく、「科学」の立ち位置そのものについても再考を促す一冊。文系な方にもオススメ。


生命の星・エウロパ (NHKブックス)

著者/訳者:長沼 毅

出版社:NHK出版( 2004-03-28 )

単行本 ( 236 ページ )



こちらは新書です。太陽系で生命を宿している可能性が最も高い天体(地球を除く)といわれているエウロパ。そのエウロパにおける生命の姿を想像するために、地球における極限環境の生命について議論したり、そもそも生命とは何か?という根源的な問いにまで立ち返ったりと、エウロパにこだわらないバラエティに富んだ話題が詰め込まれています。宇宙における普遍的な生命の姿を考察する野心的な一冊であると言ってよいでしょう。


一億個の地球―星くずからの誕生 (岩波科学ライブラリー (71))

著者/訳者:井田 茂 小久保 英一郎

出版社:岩波書店( 1999-12-22 )

単行本 ( 113 ページ )



惑星形成論の全体像がコンパクトにまとめられた良書です。微惑星の暴走成長・寡占成長、ジャイアントインパクトによる月の形成など、惑星形成の様々な謎をN体シミュレーションによって解き明かしてきた著者自身によるまとめ本。惑星が形成される過程を一通り理解することができます。本格的な惑星形成論の教科書を読む前に、まずは本書でその全体像をざっくりと把握しておきましょう。


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