宇宙論のお勉強

そろそろ本格的に具体的な数値計算を始めないといけないのですが、その前にハイドロダイナミックエスケープ関連の論文を復習しておこうと思い、論文読み直しを開始しました。

まずは Tian et al. をサクサクと。
う〜ん、改めて読み直してみると、なかなか密度の濃い良い論文ですね。
不確定性の大きいところをしっかりと詰めていって、何が言えるのかをきちんと示してあるので、軸がぶれません。

しかし結局 Tian って何者なんでしょうね?
誰も知らないし、Science の論文以降、あまり名前を見ないのですが・・・。

さて、その一方でこの前買ったばかりの「シリーズ 現代の天文学1『人類の住む宇宙』」も読み始めてみました。
全部で17巻まで出るみたいですが、現在はまだ1巻のみが発売されています。

1巻はシリーズ全体を鳥瞰する目的で書かれてあるので、読み物として読むのにちょうどよい感じです。
特に僕のように宇宙論が専門ではない人にとっての入門書としてぴったりだと思います。
なにせ出たばっかり(2007年1月発刊)なので、情報が最新なのがありがたい。

こちらも今週中ぐらいを目途にザッと読んで、一通りの知識を頭に入れておこうかと思っています。

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普通の本屋には(たぶん)あまり売ってないと思うので、よかったら以下のリンクから Amazon に行ってご購入ください。
けっこう良い本だと思いますよ。
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人類の住む宇宙

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