講演@神奈川大附属高校 2013

神奈川大学附属中高等学校で天文学に関する講演を行ってきました。
そのときの講演資料と参考図書を載せておきます。

このスライドの PDF をこちらにアップしておきます。必要な方はダウンロードしてください。

前回までは系外惑星に焦点を絞った話をしていましたが、今回はもっと大きな枠組みで、天文学が成し遂げてきた人類の世界観の変革についてたっぷり語ってきました。

みんな最後まで楽しく話を聞いてくれたようで、とても有意義な講演になりました。
やっぱり高校生のような若い人たちに向けての講演会は楽しいですね。

特に今年は研究者志望の女子が数名いたこともあり、彼女たちを中心に講演後1時間にわたってたくさんの質問をしてくれて、非常に盛り上がりました。

今回の講演をきっかけに、宇宙や宇宙を研究することの面白さを感じてもらえていたら、一研究者としてとても嬉しく思います。

#講演に用いた動画と推薦図書を以下に載せておきます#




*参考図書*
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宇宙論の歴史は、まさに天文学者たちの戦いの歴史。中世から現代にいたるまでの、ありとあらゆる天文学的ドラマを網羅した一冊。名ストーリーテラーのサイモン・シンの文章は、理系の本が苦手な方にも読みやすく、楽しみながら一気に読み終えてしまうこと間違いなし!


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理論屋さんと観測屋さんが、互いの得意分野を出し合って仕上げた一冊。クオリティ高いです。一般向けの書籍なので専門的な難しい内容はなるべくカットして書かれていますが、それでも系外惑星の理論と観測について最先端の話題はほぼ全て網羅されており、一通り勉強するのにはぴったりの本だと思います。天文に詳しくない方は、まずは本書から読んでみましょう。


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“Where are they?(宇宙人はいったいどこにいるんだい?)” 天才物理学者が問いかけた宇宙人問題「フェルミのパラドックス」に対して、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、50通りの視点から50通りの解答を示します。「宇宙人はいるのか?」という究極の疑問をオカズに、極上の思考実験をたっぷりと満喫してみてください。

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