京都府立洛東高等学校で天文学に関する講演を行ってきました。
そのときの講演資料と参考図書を載せておきます。
今回は初めての七夕同時講演。ちょっとだけ七夕にからめたタイトルにしつつ、いつものお話をたっぷり語ってきました。
久しぶりの一般講演だったこともあって、話したいことが次から次に出てきて、しゃべりまくりの1時間。
ちょっと詰め込みすぎたかなーとやや心配でしたが、講演後はいつものように様々な(そして本質的な)質問もたくさん出て、高校生たちの理解力と想像力に改めてびっくりさせられました。
洛東高校では、高校生のうちに専門的な分野を選択させて「研究活動」を行うシステムがあり、今回の講演会にも宇宙系に興味のある生徒さんたちがたくさん来てくれていたようです。
今回の講演をきっかけに、宇宙や宇宙を研究することの面白さを更に感じてくれていたら嬉しいです。
#講演に用いた動画と推薦図書を以下に載せておきます#
*参考図書*
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理論屋さんと観測屋さんが、互いの得意分野を出し合って仕上げた一冊。クオリティ高いです。一般向けの書籍なので専門的な難しい内容はなるべくカットして書かれていますが、それでも系外惑星の理論と観測について最先端の話題はほぼ全て網羅されており、一通り勉強するのにはぴったりの本だと思います。天文に詳しくない方は、まずは本書から読んでみましょう。
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“Where are they?(宇宙人はいったいどこにいるんだい?)” 天才物理学者が問いかけた宇宙人問題「フェルミのパラドックス」に対して、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、50通りの視点から50通りの解答を示します。「宇宙人はいるのか?」という究極の疑問をオカズに、極上の思考実験をたっぷりと満喫してみてください。
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