東京ジュニア科学塾の第一回講演会@東京都庁にて、中学生を対象に惑星科学に関する講演を行ってきました。
そのときの講演資料と参考図書を載せておきます。
東京都内から科学好きな中学2年生約35名(+保護者約40名)が一堂に会しての講演会。日本の科学の未来を担う子どもたちに、惑星科学の世界をたっぷり語ってきました。
みんな真剣な眼差しで、とても集中して講演を聞いてくれて、話す側としても嬉しい講演会になりました。
#あと、東京都庁で講演するというのもなかなか貴重な体験でした(笑
聞くところによると、東京都教育委員会と京都大学が最近連携協定を結んだらしく(東大や東工大とはなぜかまだ結んでいない)、今後も機会があればまた別のイベントで東京都の子どもたちと絡んでいけたらいいなと思います。
*参考図書*
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宇宙論の歴史は、まさに天文学者たちの戦いの歴史。中世から現代にいたるまでの、ありとあらゆる天文学的ドラマを網羅した一冊。名ストーリーテラーのサイモン・シンの文章は、理系の本が苦手な方にも読みやすく、楽しみながら一気に読み終えてしまうこと間違いなし!
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理論屋さんと観測屋さんが、互いの得意分野を出し合って仕上げた一冊。クオリティ高いです。一般向けの書籍なので専門的な難しい内容はなるべくカットして書かれていますが、それでも系外惑星の理論と観測について最先端の話題はほぼ全て網羅されており、一通り勉強するのにはぴったりの本だと思います。天文に詳しくない方は、まずは本書から読んでみましょう。
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“Where are they?(宇宙人はいったいどこにいるんだい?)” 天才物理学者が問いかけた宇宙人問題「フェルミのパラドックス」に対して、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、50通りの視点から50通りの解答を示します。「宇宙人はいるのか?」という究極の疑問をオカズに、極上の思考実験をたっぷりと満喫してみてください。
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