基盤研究(C)に採択されました

申請していた学術研究助成基金助成金基盤研究(C)が、無事に採択されました。

研究課題名:
「大規模数値計算を用いた巨大天体衝突に伴う多様な衛星系形成モデルの構築」

概要:
太陽系形成過程の最終段階において、地球への巨大天体衝突によって生じた衝突破片の再集積により、地球の周りに月が形成されたと考えられている。本研究では、多様な原始惑星同士の巨大天体衝突によって形成された多様な衝突破片円盤について、衛星系形成過程に関する大規模N体計算を行うことで、多様な衛星系に対する形成条件を明らかにする。また、惑星形成過程に関するモンテカルロ計算を同時に行い、実際に起きうる原始惑星同士の巨大天体衝突のパラメータを推定し、これをN体計算の結果と合わせることで、各惑星系で実際に形成されうる衛星系の特徴を統計的に導き出す。以上により、系外惑星を含めた一般的な惑星の周囲にどのような衛星系が形成されうるかを明らかにすることを最終目標とする。

しっかりと成果を出していけるよう、日々研究に精進していきます。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.




CAPTCHA