Tuesday February 7th 2012

イニシエーション・ラブ 乾くるみ(文春文庫)

投稿日時:2007/10/28  カテゴリー:読書日記

これはすごい。呆然。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

著者/訳者:乾 くるみ

出版社:文藝春秋( 2007-04 )

文庫 ( 272 ページ )


最後から3行目までは普通の恋愛小説なのに、最後から2行目を読んだ瞬間に(絶対に先に見ないように!)世界がひっくり返ります。
そしてすぐに最初に戻って、もう一度読み返さずにはいられなくなります。

恋愛小説の形をとっていますが、これは文句なしに最上級の本格ミステリですね。
(最後のトリックだけではなく途中の伏線の張り方も絶妙ですし、読者を掌の上で転がすような様々な”お遊び”もいかにもミステリ作家らしく、再読の際にはあちこちで「やられた!」と叫んでしまうこと間違いなし)

この本、予備知識無く読むとただの恋愛小説で終わってしまう可能性がある(読者がトリックに気付かないおそれがある)ので、本の裏表紙でもあえて「最後から2行目」について触れてあります。
なのでここでも「最後から2行目」に仕掛けがあることを明示しましたが、その代わり、これ以上の予備知識は絶対に絶対に入れずに読んでください。
#アマゾンの書評とか読んじゃうとキケン!

思いっきり気持ちよく仕掛けに引っかかりましょう。
そして、引っかかった後で、ニヤニヤしながらもう一度読み返しましょう (^_^)

☆他の人の記事も読む☆
ネタバレするとまずいので今回は無し!


3 Comments for “イニシエーション・ラブ 乾くるみ(文春文庫)”


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