本ブログでいやというほど宣伝しまくっている「異星の踏査」展ですが、いよいよ真打ち登場。
展示会の図録の販売が開始されました！（フルカラー, 260ページ, \2,500）
この図録、我々研究者の目から見ても驚くほどクオリティが高く、太陽系の惑星について一通り知るには最高の一冊です。
こんな素晴らしい本、そうそう手に入るものではありません。
惑星科学に興味のある方はぜひこの機会に手に入れられることをおすすめします。
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“PLANETARY GEOLOGY from APOLLO to HAYABUSA”
目次
第 I 部 惑星地質学の基礎
１ 惑星地質学とは
1-1 惑星地質学のめざすもの
1-2 惑星地質学の夜明けから現在まで
- ハビタブルプラネット
- 月探査機「かぐや」と月の科学
２ 固体天体の地形
2-1 固体天体の地質学的現象
2-2 天体表面への衝突現象とクレーター形成
2-3 惑星地質学のための惑星物質科学
- 白亜紀/第三紀（K/T）境界の巨大衝突
- 実験室から探る宇宙
- 分子雲での化学進化 ー 氷と有機物の生成
- 同位体顕微鏡 ー ケイ酸塩プレソーラー粒子の発見
第 II 部 太陽系固体天体の地質
１ 水星
1-1 水星の運動と内部構造
1-2 水星の表面
1-3 起源をさぐる探査
２ 金星
2-1 金星の大気
2-2 金星の表層と内部構造
- 惑星環境の変動と進化
３ 月
3-1 月の地質 ー アポロまでの理解
3-2 全球リモートセンシングの成果
3-3 探査データの統合化による理解の進展
3-4 月の内部構造と歴史の解明
- 月隕石 ー 月の全体像を知る手がかり
- 次期月探査「セレーネ2」による無人地質探査の夜明け
- 後期隕石重撃の謎
４ 火星
4-1 火星の地質学
4-2 火星探査
4-3 火星の地質と地球のフィールドとの比較
4-4 火星隕石から読み取る火星環境
4-5 火星の衛星
５ 小惑星
5-1 小惑星とは何か
5-2 ガリレオによる小惑星探査
5-3 小惑星探査機ニア・シューメーカーによる観測
5-4 小惑星探査機「はやぶさ」による観測
5-5 その他の小惑星
６ 彗星
6-1 彗星科学の発展に貢献した彗星
6-2 最新の彗星探査の成果
- 微少な試料1個からどのような分析ができるか？
７ 木星の衛星
7-1 木星系の特徴
7-2 木星の環
7-3 ガリレオ衛星
7-4 木星の小型衛星
８ 土星の衛星
8-1 土星系の特徴
8-2 土星の環
8-3 液体の存在が示唆される衛星
8-4 土星の小型衛星
９ 天王星・海王星の衛星
9-1 氷惑星の衛星 ー 概要
9-2 天王星の衛星
9-3 海王星の衛星
- 冥王星
第 III 部 太陽系天体・惑星探査データ集
太陽系天体の諸元表
主な惑星探査ミッション
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なお図録は博物館ではなく、赤門横のコミュニケーションセンターで販売されています。（下図参照）
このコミュニケーションセンターでは、他にも東大泡盛「御酒」や東大香水「蓮香」なども売っているので、よかったらどうぞご一緒にお求めください♪
コミュニケーションセンターの場所：
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