研究会@熱海

「円盤・ダスト・惑星」研究会に行ってきました。
昼(研究会)も夜(懇親会)も非常に盛り上がって、楽しい研究会でした。来年度から行く予定の東工大の研究室のテンションの高さにややたじろぎましたが(笑)どうぞお手柔らかにね (^^;

少し気になること。
特に理論研究で、驚くほど予定調和的な結果が出ている場合に
(1)解析的にある程度結果が予想されている問題を解いているから予定調和でよい
のか
(2)解析的にある程度結果が予想されている問題を解いているから予定調和な結果が出るようなバイアスがかかっている
のか、専門外だとなかなか区別ができないなということ。

それからもうひとつ。
Habitable に関する研究が進むにつれ、どんどん Habitable な領域や可能性が広がっているような気がするが、これは本当に正しいのか?研究の方向性にそもそも希望的バイアスがかかっていないか?
ということ。

最近どうも「詳細にやったらうまくいかなくなった」研究は信じられるけど、「詳細にやったらよりうまくいった」研究が信じられなくなっているのは、研究者としてはネガティブすぎるのかな。それともある程度正しい感覚なんだろうか。どうなんだろう。
#本当は「感覚」とか言ってないで、ちゃんと物理的に検証するべきなんだけども。。そこまでは手が回らん。

4 Comments

  1. 充実しているようですね。
    感じていることは、大切にしたいと思う今日この頃。
    うまくいかないことのほうが信憑性を感じられるのも
    何かわけがあるのかもしれませんね・・。
    その心の動きに興味があるこころんです。
    先週末は私も講習を受けてきました。
    子どものようにお絵かきをしてきました。
    楽しかったです。(日記のようになってしまいました・・ごめんなさい)では、また♪

  2. >こころんさん

    心の動き・・・先日の「論文捏造」に関する講義を受けたのもその一因かもしれません。
    あと、自分のD論の結果が比較的ネガティブ(ちゃんと計算したら、問題がより複雑になることがわかった)だったことも影響してるかも?
    まあたぶん一時的なものだとは思ってます。
    基本、超ポジティブ思考なので(笑

    こころんさんは絵を描かれるんですね♪
    僕も今週でD論関連の仕事が全て終わるので、その後はちょっと美術館でも巡って、のんびりとリフレッシュしたいです。

    とりあえず明日までに仕上げないといけないものがいろいろ。。
    今夜がヤマだ。

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