東工大地惑≒シリコンバレー

いや、シリコンバレーには行ったことないですけど。梅田さん的な感じでね。

東工大2日目にして、さっそく井田さんと研究の話をしてきました。これから何をやるか、どういう方針で研究を進めるか、いろいろ話してきました。
#内容は企業秘密(というほど大げさなものでもありませんが)なので秘密。

その話の中でおもしろかったのは、井田さんの研究に対するアプローチの仕方。


・とにかくまずは誰もやっていないところを攻める。

・リスクを分散させて、チャレンジングな研究(悪く言えば実験台)をたくさんやって、その中でいくつか大当たりが出ればOK。

・突拍子もないことを100言う中で、2,3個でも光るものがあれば、そのアイデアを拾い上げて大きく育てる。

・「専門外だから口を出さない」のではなく「専門外だから口を出す」ことで、異なる分野間での研究の化学反応を促す。


これってまさにシリコンバレーのベンチャーを育てる方法論そのものですよね。東工大の地惑で、新しく意欲的な研究がガンガン進んでいるのも納得です。

やはり東大は良くも悪くも “東海岸的大企業” な雰囲気があったと思います。惑星科学のような “水もの” の学問は、こういうベンチャー精神が旺盛な大学の方が向いているのかもしれません。
#もちろん分野によるとは思いますが。

なんだか思いがけず「シリコンバレーに行きたい」という夢が叶った形になってしまいました (^-^)

自分の可能性を試す良い機会。周りのエンジェル(井田さん)やベンチャーキャピタル(スタッフ&PD)、そして豊富な労働力(学生w)を十分に活用しつつ、独自のベンチャー研究を楽しく進めていこうと思います♪

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