ジムに通う前に、まずは本書を頭にインストールしておきましょう。
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タイトルはちょっとミスリーディングだと思うのですが(仕事ができることと、筋トレをすることの相関については、実はそれほど触れられていない)、いかに筋トレを続けていくか、いかに筋トレを生活の質(QOL)の向上に結びつけるか、についてよくまとまっている新書です。
特にフィットネストレーナーである著者の実体験を元にした「トレーニングがうまくいく人、いかない人」の章は、失敗・成功の具体例が詳しく書かれており、ジムに通う自分自身の姿もイメージしやすくなっていると思います。
実は僕もここ半年ほど近所のジムに通っているのですが、こういう本を読むと、またやる気がもりもり湧いてきますね♪
#と言っても、基本的には筋トレ目的ではなく、走ってる(有酸素運動)だけですけど (^^
ちょっと本筋とはズレますが、印象的だった内容を一部抜粋。
いま、人々の危険に対する直感力が低くなっているような気がしてならない。
(中略)
トレーニングすると自分の肉体をリアルに感じるので、そういう生命の危機に対する直感力を取り戻すことができる。
(中略)
管理され安全が保障された現代社会では、放っておいたら、直感力はどんどん鈍っていってしまう。直感を常に研ぎ澄まされた状態に保つためには、定期的に汗をかいて、精神的にも余計なものをためこまないようにしなければならないのだ。
こういう意識で筋トレに向かうと、またこれまでとは違った新鮮な達成感が得られるかもしれません。
走るばかりではなく、たまにはトレーニングも真剣にやってみようかなあ、と思えた一冊でした。
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