青山二郎、小林秀雄、梅原龍三郎、洲之内徹、などなど、白洲正子の「師」であり「友」であった人たちの、白洲正子視点からの回顧録です。
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もともとの題材(上記の方々の人生)自体が非常に人並み外れていておもしろいので、白洲正子を抜きにしても普通に興味をそそられる本ですね。
というか、実際には白洲正子が語る必要すらないのかも、という気すらします。
本書には、彼らの人生に近くで触れてきた白洲さんならではの話もたくさん出てきますが、たぶんそのことはそんなに本質的ではなくて、白洲さんはあくまでも語り手というかナレーターというか。
いやむしろ、変に主観が入っちゃってる分、かえって本質を読み取りづらいというか。
・・・う〜ん、なんか妙に白洲さん批判になってきましたね。
どうなんですかね〜。
僕は彼女の魅力にイマイチ惹かれないんですよね。
確かにすごいんですけど。
その生き様や交友関係に畏敬の念を抱きはするんですけど。
でもなんか違う気がするんですよねえ。
まだ僕自身の人生経験が足りなくて理解できないのでしょうか。
あ、でもとりあえずこの本は「本物の文化人」たちのエピソードが満載でとっても面白いので、オススメです☆
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