2010年度天文学概論@神奈川大学(第3回:太陽系2)

非常勤講師として、神奈川大学で「天文学概論」の講義をしてきました。そのときの資料を載せておきます。



以下、講義で使用 and 紹介した動画です。

動画①
4d2u_moon
NAOJ 4D2U Project:月の形成

ちなみにこの 4D2U 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト のサイトでは、宇宙に関する様々な情報・ムービー等が提供されています。興味のある方はぜひご覧になってみてください。

動画②

動画③



*参考図書*
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教科書というよりは科学系読み物です。冥王星の定義を巡るアメリカでの大論争を、その論争のまさに中心にいた著者自らが語っています。科学と文化と伝統と慣習と・・・様々な側面から語られる冥王星。もはや単なる言葉の定義の問題ではなく、「科学」の立ち位置そのものについても再考を促す一冊。文系な方にもオススメ。


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小惑星探査機「はやぶさ」の軌跡と奇跡、その全てを見つめ続けてきたいわゆる「JAXAの中の人」による感動ドキュメンタリー。はやぶさが、工学的にもサイエンス的にも非常に重要なミッションを成し遂げたことがよく分かる一冊であり、また、はやぶさを見守り応援し続けた日本中・世界中の人たちの熱い思いがたっぷりと詰まった一冊です。まずは立ち読みでもいいので(怒られるかな)序章の4ページだけでも読んでみてください。泣けます。胸が熱くなります。ぜひ。


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こちらは新書です。太陽系で生命を宿している可能性が高い天体といわれている、木星のガリレオ衛星のひとつ、エウロパ。そのエウロパにおける生命の姿を想像するために、地球における極限環境の生命について議論したり、そもそも生命とは何か?という根源的な問いにまで立ち返ったりと、エウロパにこだわらないバラエティに富んだ話題が詰め込まれています。宇宙における普遍的な生命の姿を考察する野心的な一冊であると言ってよいでしょう。

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