アキバで巡り会ったおたく青年たちとコスプレ喫茶のアイドルが、インターネットという新しい「世界」の開拓者となり、リアル社会の悪と戦う爽快抱腹奮闘記。
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むちゃくちゃな設定ですが、めちゃくちゃおもしろかったです。
アキバのおたくがすごく素敵な人たちに思えてきます(笑
タイトルはDEEPですが実際にはそんなにディープな話は出てこないので、アキバに詳しくない人も(いや僕も全然詳しくないんですけど)安心して読んでみてください。
ところでこのドタバタ劇、どっかで似たようなものを読んだ気がするなあと思っていたのですが、さっき気がつきました。
宗田理さんの『ぼくらの七日間戦争』でした。
当時は純粋な心を持った「中学生」が社会の悪の縮図としての「学校」に対して闘いを挑む、という構図でしたが、今や「中学生」にそれを望むのは厳しいですからね。
「中学生」→「アキバおたく」、「学校」→「大企業」という構図に変わっちゃったのでしょう。
あぁ、なんて純粋で繊細で心麗しきおたくたち。
美しい日本の未来は彼らの肩にかかっているのかもしれません (^^)
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・・・それにしても、石田衣良作品のこの相変わらずの「軽さ」はどうにかならないのでしょうかね。
文章に質量が全く感じられない彼の作品は、やっぱり僕にはどうも物足りなさが残ってしまいます。。
ばんはぁ(=゜ω゜)ノ
テーマがテーマなだけに私はあれ位の質量で読み易かったかな
ぼくらの七日間戦争も懐かしいなぁ
今度読み返してみるかなw
ねぇ、面白かったでしょう。
池袋ウエストゲートパークシリーズもこの乗りで全部読みました。
でも、彼の別のタイプの作品も好きです。
>五月の女王
まあねー、サクサク読めるのは嬉しいよね。
でもなんかいつもヴァーチャルな感じの文体なんだよね。
もちろん今回はそれがピッタリの内容だったんだけどさっ。
>Fuさん
すっごいおもしろかったです!
僕も日刊Youtubeでドラマの方も3話ほど見ちゃいました (^^;
ドラマは小説とはだいぶん違う話でしたね。
IWGPは先にドラマを見ちゃってるので、なんか今さらな感じがしてまだ買ってません。
でもせっかくだからこのノリで読んでみようかなあ。