著作権保護期間の延長に反対します

以前に第一期の著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名に参加したのですが、7月から第二期署名活動が開始されたとのことでしたので、本ブログでも紹介したいと思います。

以下、署名サイトからの引用動画・テキストです。

青空文庫では、夏目漱石や、芥川竜之介、太宰治などの作品を、誰でも自由に読むことができます。この「自由」は、作品を保護する期間を作者の死後50年までとし、そこから先は制限をゆるめて、利用を積極的に促そうと決めている、著作権制度のたまものです。すでにあるものをもとに、新しい作品を仕立てたり、翻訳したりする「自由」、演奏や上演などの「自由」も、著作権が切れた後は、広く認められます。
この保護期間を、死後70年に延長しようとする検討が、一部の権利者団体と、米政府の要求を受けて始まりました。私たちすべてにとっての「自由」を、古い側にもう20年分追いやり、せばめてしまう延長に、青空文庫は反対します。その意志をはっきりと示すために、「著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名」を進めます。
引用元

この問題に関しては、作家業界においても賛否両論あり、単純に結論の出せる種類のものではありません。
よって本ブログにおいても反対の立場を強く宣伝することは避けたいと思いますが、この問題について関心のある方はぜひ著作権保護期間延長問題を考えるフォーラムより、それぞれの立場からの賛成・反対意見を読んでいただき、各自でその賛否を判断していただければと思います。

気付いたらいつの間にか世の中変わっていた(変えられていた)、ということにならないためにも、こうした議論がなされているということを知るのは大切なことです。
本ブログを通して、この問題に少しでも関心を持っていただければ嬉しいです。

なお、署名等について詳しくは著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名をご参照ください。

2 Comments

  1. 谷古宇さんさすがですね!
    僕はずっと前に署名して以来、すっぽり忘れてました。
    こういうのは継続して活動していかないといけないのに、、、ダメだなあ (-_-;

Leave a Reply

Your email address will not be published.




CAPTCHA