文化庁へのパブリックコメント、今日が締め切り!

先日パブコメを提出した記事を書きましたが、提出締め切りがいよいよ本日となりました。

(※パブコメ:意見公募手続(パブリックコメント)とは、行政機関が命令等(政令、省令など)を制定するに当たって、事前に命令等の案を示し、その案について広く国民から意見や情報を募集するものです)

この文化庁へのパブコメは以前も書いたとおり、私的録音録画小委員会中間整理に対する反対意見です。
反対している内容は簡単に言うと、著作権を侵害している等の違法アップロードファイルをダウンロードするとダウンロードした人も違法になってしまう、というもの。
そもそも違法の定義や「合法マーク」の与え方がきちんと定まっていない状態で、全ユーザーを潜在的な違法ユーザーとしてしまうのは、自由な表現やネット上での活動に制約を加えるものであり個人的には反対です。
このままなし崩し的に法整備が進んでしまうと、クリエイティブな活動はかなりの程度阻害され、あちら側(ネットの世界)が住みにくい世の中になってしまう恐れがあります。
今回のパブコメ提出の盛り上がりを受けて、たくさんの人にこの問題について関心を持っていただきたいと思います。

まあ要は、既得権益を守りたい大マスコミや著作権協会が法的圧力をかけようとしてきているので、自由な表現や活動を希求する「もたざるもの」であるネットユーザーはしっかり声を上げて反対しましょう、ということです。

こうした問題に少しでも関心のある方は、ぜひ MIAU のサイトをご覧になって、一緒にパブコメを提出していただけると嬉しいです。
ちなみに MIAU のサイトには「パブコメ・ジェネレータ」という便利なものがあって、いくつかの質問に答えるだけで自動的にその人に適したパブコメを作成してくれます。
10分もあればパブコメ提出が可能なので、時間のある方はご協力ください。

それから「どうせこんなのお役所による形式的なもので、個人が提出したところで意味無いでしょ」と思っているあなた。
そんなことはありませんよ、という記事を紹介します。
どうぞご一読を。
 → パブコメのすすめ

例え個人の小さな意見でも、それがたくさん集まれば十分な効果があります。
住みよいネット世界を作っていくために、この記事を読んでくださったみなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

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