2010年度天文学概論@神奈川大学(第14回:全体のまとめ)

非常勤講師として、神奈川大学で「天文学概論」の講義をしてきました。そのときの資料を載せておきます。



これで今年度の講義は全て終了です。
最後までたくさんの学生さん(約200名)が聴講してくれて、こちらとしてもとても励みになりました。

また今年度は講義テーマにぴったりのタイミングで最新の話題(はやぶさ帰還・Gliese 581g の発見・ケプラーの系外惑星に関する発表などなど)が次々と飛び込んできたので、現在進行形のホットな学問の世界を紹介することができたのも、非常によかったと思います。
この講義をきっかけに、天文学や惑星科学に興味を持ってくれる学生さんがさらに増えてくれると嬉しいです。

来年度もまた非常勤講師として同じ講義を受け持つ予定です。今年度以上によい講義ができるよう、しっかり準備してがんばろうと思います。
来年度この講義を受講されるみなさま、どうぞよろしくお願いします m(_ _)m


*講義全体にわたる参考図書*
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宇宙論の歴史は、まさに天文学者たちの戦いの歴史。中世から現代にいたるまでの、ありとあらゆる天文学的ドラマを網羅した一冊。名ストーリーテラーのサイモン・シンの文章は、理系の本が苦手な方にも読みやすく、楽しみながら一気に読み終えてしまうこと間違いなし!


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現在の太陽系について一通り学びたい方にとって、最も手頃でかつ丁寧な一冊です。本講義「天文学概論」では、この本をかなり参考にさせてもらいながら授業スライドを作りました。新書サイズなので持ち運びも楽だし、気軽に太陽系について学ぶことができます。


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新書なので一般の方にもわかりやすく書いてありますが、この薄さによくこれだけの内容を込めることができたなあと感心するほど、最新の知見が見事に網羅されています。また1000億年後の宇宙など、未来の予測についても書かれており、知的な思考実験としても非常に楽しめます。

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