京大サマースクール2016

高大連携企画である京都大学サマースクールにて、系外惑星に関する講義を行ってきました。そのときの講義資料と参考図書等を載せておきます。




*参考図書*
[tmkm-amazon]4774133671[/tmkm-amazon]
理論屋さんと観測屋さんが、互いの得意分野を出し合って仕上げた一冊。クオリティ高いです。一般向けの書籍なので専門的な難しい内容はなるべくカットして書かれていますが、それでも系外惑星の理論と観測について最先端の話題はほぼ全て網羅されており、一通り勉強するのにはぴったりの本だと思います。天文に詳しくない方は、まずは本書から読んでみましょう。

[tmkm-amazon]479176126X[/tmkm-amazon]
“Where are they?(宇宙人はいったいどこにいるんだい?)” 天才物理学者が問いかけた宇宙人問題「フェルミのパラドックス」に対して、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、50通りの視点から50通りの解答を示します。「宇宙人はいるのか?」という究極の疑問をオカズに、極上の思考実験をたっぷりと満喫してみてください。

[tmkm-amazon]4163903224[/tmkm-amazon]
日本におけるハビタブルプラネット研究の開拓者である阿部豊先生(僕の大学院時代の指導教官でもある)による、長年にわたるハビタブル関連研究の集大成。意外にも初めての一般向け書き下ろし本だそうです。最新の話題をわかりやすく学べるだけでなく、研究者がどのように「仮説」を立て、どのように「検証」し、どのように新しい「世界観」を作っていくのか、についても追体験できる貴重な一冊だと思います。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.




CAPTCHA