宇宙科学入門(2017年度後期)

学部生向け教養講義である宇宙科学入門で、惑星形成論+系外惑星に関する話をしてきました。そのときの講義資料と参考図書等を載せておきます。

 

*参考図書*


多体問題専用計算機 GRAPE の開発ドキュメンタリー。開発グループ(というか4人の研究者)の1人である著者が、その開発過程だけでなく、そこで繰り広げられた様々な人間ドラマまで書き綴った、魅力的な一冊。新書なのでぜひ気軽に手にとって読んでみてください。

 


惑星形成論に関してコンパクトにまとめられた教科書。詳細を省いてある部分も多いですが、入門書としてひと通り目を通しておくとよいかと思います。極めて表面的ではありますが、惑星形成に関する Population Synthesis(いわゆる Ida & Lin モデル)についての説明が書いてある点は貴重です。

 


系外惑星や地球外生命など、いま最もホットな「宇宙のフロンティア」についての特集号。天文学、惑星科学、生物学、宇宙倫理学、宇宙文学など、ありとあらゆる観点から宇宙科学の最先端に迫ります。僕自身も「系外惑星に人類の未来を問う―ゴーギャンの問いに対する惑星科学的アプローチ」という論考を寄稿させていただきました。

 


惑星形成論に関する本を書きました!現在の惑星の姿やそれらの起源について、さらには系外惑星も含めた生命を宿す惑星の形成理論について、数式は一切使わずに、たくさんの図や身近な例えなどを用いてわかりやすく解説しています。
詳しい内容は以下の記事をご覧ください。
http://sasakitakanori.com/archives/4561

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