ブログのサイドバーに「私はチーム・マイナス6%です」というバナーが追加されました!
チーム・マイナス6%のことはみなさんご存じでしょうか?
「深刻な問題となっている地球温暖化。この解決のために世界が協力して作った京都議定書が平成17年2月16日に発効しました。世界に約束した日本の目標は、温室効果ガス排出量6%の削減。これを実現するための国民的プロジェクト、それがチーム・マイナス6%です。」(チーム・マイナス6%のサイトより引用)
このプロジェクトでは、京都議定書の目標を達成するための、一人ひとりのアクションプランが示してあります。
具体的には以下の6つのアクションプランから成ります。
ACT1:温度調節で減らそう
冷房は28℃、暖房時の室温は20℃にしよう
ACT2:水道の使い方で減らそう
蛇口はこまめにしめよう
ACT3:自動車の使い方で減らそう
エコドライブをしよう
ACT4:商品の選び方で減らそう
エコ製品を選んで買おう
ACT5:買い物とごみで減らそう
過剰包装を断ろう
ACT6:電気の使い方で減らそう
コンセントからこまめに抜こう
詳しくは → チーム・マイナス6%って、何するの?
ということで、ぜひみなさんにもチーム・マイナス6%に参加していただき、普段の生活の中で温暖化問題に対する意識を少しでもいいので高めていってもらえると嬉しいです。
・・・なんてことを書いても、いろいろと疑問のある方も多いかと思うので、以下すこし補足を。
僕は先日の「不都合な真実」の上映会を通して、環境問題に対する個人としての取り組みについて関心が高まっていました。
そこで、すぐにでも温暖化問題のプロジェクトであるチーム・マイナス6%に参加しようと思っていたのですが、中身を見るとちょっと迷うところも・・・。
まず、このプロジェクトは政府主導のものであり、チーム・マイナス6%に参加している企業に対して「お墨付き」を与えているような面があること。
そのため、環境問題に対する意識が低いにも関わらず、自社ブランドのイメージアップのためだけにプロジェクトに参加している企業がたくさん出てくるおそれがあります。
それから、具体的なアクションプランと達成すべき目標との間の、科学的な根拠が薄く数値目標が曖昧であること。
さらには、カーネル・サンダース、ウルトラマンといったキャラクターもメンバー登録され、プロジェクト自体が「お祭り騒ぎ」に過ぎないような様相を呈してきていること。
などなど、いろいろありまして、どうも「うさんくさい」という感じが拭いきれず、しばらく様子見(というか周辺情報集め)をやってきました。
で、じゃあなぜ今になって参加したか。
ずっと昔のドラマ「愛という名のもとに」の中で、ボランティアについて以下のようなやりとりがありましたね。
『他人のためになにかをするなんて、偽善じゃありませんか。結局は自分の虚栄心を満足させるためじゃないですか』
『・・・そうとってもらってもかまいません。ただ、僕はこう思います。なにもしない者よりは、偽善者と言われるほうが人間らしい、と。』
環境問題も同じようなものかもしれません。
イメージアップと言われようが、偽善だと言われようが、それでも、何もやらないよりはやった方がいい。
ブログの「私はチーム・マイナス6%です」のバナーを見て、ほんの少しでも環境問題のことを考える瞬間が持てるのなら、それでいい。
そう思って、チーム・マイナス6%への参加、バナーの貼り付けを行った次第です。
ということで改めて、
ぜひみなさんにもチーム・マイナス6%に参加していただき、普段の生活の中で温暖化問題に対する意識を少しでもいいので高めていってもらえると嬉しいです!
どうも、はじめまして。
「チームマイナス6 偽善」というキーワード検索でひっかかってしまいました。愚痴らしてください。
というのも、チームマイナス6は個人で参加していて、せっかくだから、自分の会社でも参加しましょうってことで、先陣切って委員を立ち上げたところ、「そんな上から目線の偽善運動には参加したくない」とツッコミをいれる輩がいまして・・・。
頭はいい人なのですが、絶対に右に倣えはしない人です。
地球温暖化でなにが問題なのかとか、そもそも大きな自然サイクルの流れなのではとか、そんなことは科学者に聞いてくれということを聞いてくる。参加してもいいけど、納得できないと参加しないというスタンス。
まぁ、愚痴はともかく、企業としての参加は、企業イメージアップもひとつの効果だと割り切っています。国の削減目標に協力するかわりに、ロゴを企業イメージアップのツールとして自由に使っていいのですから。
個人的には水道はまめに止めてみたり、風呂の水は洗濯に使ってみたり、エコドライブしてみたりですが、
先日も、嫁の実家で義父は「エアコンの待機電力?そんなんいくらでもないよ、コンセントぶらぶらしてるほうがみっともない」とテレビで省エネに目覚めた義母に言い放っていました。やれやれ。
気がついた人がやるしかないようですが、なんか気がついたり気にしたりしている人のほうが損している気分ですわ。
長い愚痴すみませんでした~。
taroboxfan