ロハスの思考 福岡伸一(ソトコト新書)

つい数日前まで学会で高知にいました。
あたたかい街の人たちに触れ、ゆったりとながれる時間を感じ、地元の美味しい魚を食べる。
高知での生活は、まさにロハス的な素敵なものでした。
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ロハス(LOHAS)とは “Lifestyle Of Health And Sastainability” の頭文字をとった言葉、つまり、健康と持続可能性に配慮したスローなライフスタイルのことです。

僕はもともと東京でのファストな生活も嫌いではありません。
いや、むしろ好きなぐらいです。
エネルギーがあふれていて、自分で自分の面倒を見て、精力的に活動していく。
そんな生活が自分にはすごく合ってると思うし、地方でのんびりする暮らしよりも都会でガツガツ生きるほうが楽しいと思っているぐらいです。

でも最近、少しだけ、そんな生活に違和感を感じる自分がいます。

年でしょうか。
すり減ってきたのでしょうか。

いや、きっとそういうことではないはず。
ようやく本当の「正しい生き方」に気づき始めた、という心境の変化を感じているのだと思います。
#そうでないと悲しいな。。

実際に、高知ですごした数日間は、確実に自分の生活の指向性が変化しつつあることを感じさせるものでした。
(とは言っても、極端にスローな生活を望むわけではもちろんありませんよ、要はバランス。)

環境問題やロハスな生活が叫ばれ初めてから、もう10年ほどが過ぎましたね。
かなり遅れてしまいましたが、僕もようやくスローなライフスタイルを自分の中に取り入れていく準備ができたようです。

本書はロハスの基本のキを教えてくれる本。
ロハスはひとつの生き方でありひとつの思想です。
感覚だけではわからない部分もたくさんあります。
きちんと勉強して納得しないといけないものです。

毎日の生活の質を高めていけるよう、これからもたくさん勉強しよう。

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フクロウ探検隊
あんぷろぐ ようやく

2 Comments

  1. 佐々木先生、こんばんは、初めてお邪魔します、フクロウ探検隊のjiangです。
    今回は、T.B有難うございました。
    福岡先生の名文に惹かれ、購読しまにしたが現代版Jean-Jacques Rousseauといった感じでしょうか。魅力的な考え方ではありますが、一方でcommercialな側面も見逃せないところではあります。
    ところで、ファストフードと言えば”唐津バーガー”を食したことがありますが、なかなかのもでした。
    以上乱筆乱文、失礼いたしました。(なお、ランキング、クリックしておきました。)

  2. >フクロウ探検隊さま

    コメントありがとうございます!
    #まだ学生なので、佐々木”先生”じゃないですよ(^^;

    フクロウ探検隊さんの記事に書いてあるとおり、ロハスという概念にはまだまだ闇の部分がたくさんあると思います。
    どうしても商業的な活動と結びつかざるを得ないものなので、ある程度はしょうがないかなとは思っていますが。。

    ただ逆に、ロハスを単なるバズワード、あるいはモノを売るためのキャッチコピーにしてしまわないためにも、その本質をきちんと学んで広めていく必要もあるかと思います。
    僕もまだ勉強し始めたばかりで手探り状態なので、もう少しいろいろ勉強してからまた考えてみますね。

    唐津バーガー、実は唐津っ子なのにまだ食べたことが無いのです(汗
    あれはある意味、ファストフードではなくスローフードなのかもしれませんよね。
    次回こそは唐津に帰ったときに食べてみたいです!

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