以下、Yahoo!ニュース記事より転載。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000501-yom-soci
自然科学の分野で優れた功績をあげた女性科学者に贈られる「猿橋賞」の創設者の猿橋勝子さん(さるはし・かつこ=地球化学者)が9月29日、間質性肺炎で死去した。87歳だった。
密葬は近親者のみで済ませた。同賞の選考を行う「女性科学者に明るい未来をの会」は10月下旬に「偲(しの)ぶ会」を開く。
帝国女子理学専門学校(現東邦大理学部)を卒業し、1943年に中央気象台(現気象庁)に入った。80年に気象庁気象研究所地球化学研究部長を定年退官。この時に、友人や先輩から寄せられた祝い金500万円を基金にして「未来をの会」を設立した。同会は年1回、50歳未満の優れた女性科学者に「猿橋賞」を贈ってきた。これまでに27人が受賞、女性科学者の地位向上に大きく貢献した。(YOMIURI ONLINE)
近年少しずつ理系の女性研究者の数が増えてきたのも、猿橋さんの活動によるところが大きいかと思います。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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