先日このブログでも取り上げた「ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK」問題。
みなさん覚えていらっしゃいますか?
***問題のまとめ***
月探査衛星「かぐや」のハイビジョンカメラによって月表面の高解像度映像が撮影された。(「地球の出」は記憶に新しいですね!)
しかしこの高解像度映像はインターネットで公開されておらず、ごく限られた機会にしかその映像を見ることができない。
このハイビジョンカメラは、国民からの受信料でNHKが開発し、税金で運営されるJAXAが開発した探査機に搭載されている。
NHK/JAXAはこの映像をひろく国民に公開する義務があるし、国民はそれを視聴する権利があるのでは?
広報・啓蒙・科学振興的な側面から見ても、この映像をひろく公開した方がNHK/JAXAともにメリットが大きいのでは?
※簡単にまとめるとこんな感じ。実際にはもう少し複雑な問題です。
※詳しくは:月からのハイビジョン画像と公共性(松浦晋也)
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この件に関して、現在MIAUの有志と共になんらかの活動を起こそうと準備中です。
#といってもNHK/JAXAとケンカをするつもりではなく、この問題に関してみんなの意識を高めていこう、というノリですが。
今日はその活動の一環として、この問題の火付け役でもあったノンフィクションライターの松浦晋也さんにお会いし、活動方針の相談・打ち合わせをしてきました。
松浦さんはとても気さくな方で、今回の件に限らず今後の様々な活動に対してたくさんのアドバイスをいただくことができ、非常に有意義な時間をすごすことができました。
詳しい内容についてはここには書けませんが、松浦さんからのアドバイスをうけて、これから少しずつMIAUのみんなと動き出していこうと思っています。
まずは、この問題に関する現在執筆中の原稿が、近いうちに(たぶん今月中に)ネット上の記事として公開される予定です。
公開された際にはあらためて宣伝しますので、どうぞお楽しみに☆
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