書き初め2008「道生一」

毎年恒例の書き初めです。
#とりあえずケータイで撮った画像を貼ってます。
#あとでデジカメでちゃんと撮影して貼り替えます。

new_y_writing2008

『道生一』(道は一を生ず)

道はすべての根本である一気を生む。
続く句は、「一生二、二生三、三生萬物」(一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず)
道が根本となる一気を生ずる。その一気は別れて二気、すなわち陰・陽の気を生じ、その陰・陽二気が感応して三つめの気を生ずる。その三つめの気が万物を生ずるのである。
[「老子」四十二]

引用:掌中新撰 墨場必携 監修 小尾郊一(中央公論社)


今年は学生の身分を卒業し、一研究者として自立する年です。研究者として生きていく上で最も重要なことは、自分の研究活動の軸となるべき「道」をしっかりと自分の中に持つこと。その中心さえぶれなければ、自ずとそこから万物は生まれていきます。いろんな新しいことに挑戦していくなかで、細かい考え方の変化や行動の揺れは必ず生じていくかと思いますが、その根本にある自分自身の「核」を磨くことだけは常に忘れてはいけません。小手先で何をやろうと、結局最後は自分の中の本質が全てに影響するのです。逆に言えば、本質の部分さえしっかり押さえておけば、その先の道は自然とできてくるものなのです。

ということで、今年は研究者としての「道」を常に意識して、自分自身の本質を見つめていく一年にしたいと思います。

#ちなみに去年までの書き初めは以下の写真集をご覧ください♪
http://picasaweb.google.co.jp/noinoi79528/NewYearWritings

##追記##
そういえばガモフの本に「1,2,3…無限大」ってのがあったな。
1,2,3…無限大

2 Comments

  1. >かっきー

    応援してます!
    お互い専門性の高い難しい分野。
    ともにがんばろう!

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