平成20年3月24日付けで、無事に東京大学より博士(理学)の学位をいただいてきました。
学位記授与式当日の模様をレポします。
アカデミックガウン。ほとんどコスプレ状態です(笑
でもやっぱり、ガウンを着るとおめでたい感じが一気に出ますね。ちなみに、学士・修士・博士でそれぞれガウンの形態がちょっとずつ違います。さすがに博士が一番高級感があって、かっこいい。
学位記授与式の会場。小宮山総長が祝辞を述べられてます。
はっきり言って、ありきたりな内容と陳腐な小ネタの、非常につまらないスピーチでした。スティーブ・ジョブズ@スタンフォード大卒業式のような、感動的なスピーチにはなかなか巡り会えないものですね。
学位記授与式が行われた会場(安田講堂)の様子。こうして見ると、ガウンを着ている人もかなり多いですね。今年は特に修士の方のガウンの着用が目立っていました。修士ガウンのレンタル代5,000円はリーズナブルですからねー。(博士はレンタル10,000円、購入45,000円)
安田講堂での全体の学位記授与式が終わった後、理学系研究科の学位取得者は、小柴ホールにて山本理学系研究科長より学位記を手渡されました。結構な人数がいるのですが、きちんとひとりひとり名前を読み上げて手渡していくので、時間がかかるかかる。もちろんこれがメインイベントなので省略するわけにはいきませんが、読み上げる側もあれでは大変ですね。おつかれさまでした。
学位記授与式と同時に、理学系研究科研究奨励賞の授賞式も行われました。で、受賞してきました。ご推薦・ご選考どうもありがとうございました。
左手に持っているのが博士(理学)の学位記、右手に持っているのが理学系研究科研究奨励賞(博士)の表彰状。
ちなみに何と書いてあるかというと・・・
左手:
学位記
本学大学院理学系研究科研究科地球惑星科学専攻の博士課程において所定の単位を修得し、学位論文の審査および最終試験に合格したことを認める
東京大学大学院理学系研究科研究科長 山本正幸上記研究科長の認定により博士(理学)の学位を授ける
平成20年3月24日 東京大学総長 小宮山宏
右手:
理学系研究科研究奨励賞(博士)
貴方は 東京大学大学院理学系研究科研究科博士課程の学生として学問研究に励み 地球惑星科学の分野において極めて優れた業績を挙げ 他の学生の範となりました
よってここに表彰します東京大学大学院理学系研究科研究科長 山本正幸
最後は指導教官の阿部豊先生との2ショット。5年間、本当にお世話になりました。特に最後の数ヶ月間は、入退院を繰り返される中、いつもと変わらぬ丁寧な指導・議論をしていただき、感謝しています。
阿部先生のもとを巣立ち、4月からは一人前の研究者として東工大で新しい研究に取り組んでいきます。どうぞこれからも暖かく見守っていてください。
ということで、東大でのイベントはこれにて全て終了です。
無事にこの日を迎えられたのは、ご指導していただいたたくさんの先生方・先輩方、ともに刺激し合えたたくさんの仲間たち、毎日の生活を支えてくれたたくさんの友人たち、そして家族のみんなのおかげです。
これまでお世話になったみなさんに、心より感謝の気持ちを送ります。本当にありがとうございました。
このゴールを新たなスタートとして、さらに研究に精進していきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m
おめでとうございます。
これをワンステップに長く大きく羽ばたいて下さい。
私には想像が出来ないくらいすでに大変な道のりだった事でしょう。
好きな事は継続出来ます。
お互いに頑張りましょう。
>FUさん
ありがとうございます!
好きなことを続けていける幸せに感謝しつつ、しっかりと新しい世界を切り開いていきます。
FUさんも素敵な作品を作り続けてくださいね!