アメリカという国は

みなさん、WBC見ましたか?

イチローの先頭打者ホームラン
川崎の2点タイムリー
数々のファインプレー
アメリカチームの豪快なホームラン
リリーフピッチャーの崖っぷちでの勝負強さ
A. ロドリゲスの見事なサヨナラ打

素晴らしい試合でした。

しかし、あのタッチアップの判定のせいで、全てがぶち壊しです。

リプレイを何度見ても問題の無いスタートで、おそらく審判の誤審ということになるのでしょうが、この誤審は絶対にあってはいけない誤審です。
しかも一度セーフの判定をしておきながらそれを覆すなど、もってのほかです。

これは、判定の正否の問題ではありません。
アメリカが野球世界一の国だからこそ、絶対にやってはいけないのです。

アメリカが初めてメジャーリーガーを動員して国の威信をかけて本気の世界大会を始めた、その記念すべき第1回大会でこのような疑惑の判定が行われたこと、心から残念です。

「野球のスタートしたアメリカで、そういうことがあってはいけない」(王監督、試合後のインタビューで)

本当にこれはアメリカにとっては恥ですよ。

はっきり言って、世界一の軍事力を持ったアメリカがイラクを濡れ衣で爆撃したのと同じ行為ですよ。

たとえ勝負に負けたとしてても、世界一の国だからこそ、絶対にやってはいけないことがあります。

こんなことをやっていたら、アメリカの野球はダメになってしまいます。
そしてそれは、野球というスポーツそのものをダメにしてしまうことにもつながります。
本当に残念です。

サッカーのW杯でも歴史に残る誤審はいくつかありますが、今日の判定もこれから長く続いていくであろうWBC史上に残る大誤審の1つとなることでしょう。

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王監督とイチローの試合後のインタビューでの冷静なコメントは素晴らしかったですね。
試合も感動しましたが、野球に対する監督としての/選手としての姿勢と考え方にも感動しました。

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