「1日30分」を続けなさい! 古市幸雄(マガジンハウス)

たまにはビジネス書も。昨年のベストセラー本なのですでに読まれた方も多いかと思いますが・・・なんでこんな本がベストセラーになるんですかね。ホントにベストセラーというのは不思議なものです。
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あ、悪い本じゃないですよ。念のため。ただ、これまである程度ビジネス書を読んできた人にとっては、書いてある内容があまりにも当たり前すぎてポカーンとしちゃうのです。逆に言うと、ビジネス書(というかビジネス書的考え方)に馴染みのない人には、読みやすくてちょうどよい内容なのかもしれませんね。そこがベストセラーたるゆえんでしょうか。むー。

さて、本書の中から気になったフレーズとそれに対するひと言コメントをば。

・三日坊主を年間50回繰り返したら、1年間で150日も勉強していることになります。
なるほど。いわゆる「禁煙はいつでもできる。去年は50回も禁煙した」と同じ屁理屈ですね。まあ確かにこれぐらい気楽に構えた方が勉強に取りかかりやすいかも。

・教材・サービスの質2割、勉強量8割で勉強の成果が決まると考えて間違いありません。
耳が痛い。以前はロクな教材が無かったから、よい教材を探せるかどうかが結構クリティカルだったんですけど、今は情報も溢れてるし、結局はやった絶対量が支配的になるのはうなずけます。

・毎日、簡単に2時間を捻出する方法を伝授しましょう。それは・・・・・・テレビを見ないことです。
まさにその通り。とにかくテレビさえなければ!

・長期計画の場合、「1日の勉強量にしては少ないかな」というくらいの勉強量に抑え、これをほぼ毎日続けるのがコツです。
このあたりが本書のオリジナリティが一番出ているところでしょうか。無理をしない。嫌になる直前で休憩を取る勇気を持つ。頭では分かっていても実行するのはなかなか難しい。


本のタイトルにもなっていますが、要はとにかく毎日ちょっとずつでいいので時間を見つけて勉強(=自己投資)を継続していきましょう、ということです。
うーん。個人的には「ちょっとずつ」だからこそ継続しにくい気がするのですが。。僕は集中的に一気に勉強する方が理にかなっていると思うし、実際にこれまでもそうやってきましたし。まあそこは人それぞれなんでしょうねえ。(あー、そっか、社会人だと集中的な勉強なんて普通はできないのか)

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このブログがまさに『「1日30分」を続ける』になっていることにいま気付きました。継続は力なり・・・になってるといいのだけれど。

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