Zahnle & Kasting, 1986

ようやく大気散逸の2成分モデルを本腰を入れてスタートすることになりました。
学会があったり集中講義があったり論文reviseがあったり・・・といろいろあって先延ばしになっていましたが、もう11月ですからね、いい加減やんないと。

まずは等温・亜音速の場合の解析解の導出。
サクッと。
minor composition の fraction を出すところがややトリッキーな感じでしたが、Hanten et al. のような仮定を置かずにちゃんと導出できるので気持ちいい。

次は超音速の場合も考慮した解析解の導出。
major component についてサクッと。
試し計算をやるためのプログラムを書いている途中で今日は時間切れです。

明日の午前中で major component の速度は出せるな。
午後からはセミナーなので、その後は minor component の解析解の導出をやったら終わりですかねえ。
そちらの試し計算のプログラムまで一気に書ければベストですが。

週末に Zahnle & Kasting で行われている各惑星パラメータでの計算をやってみて、一通り解析解の計算が終わったら来週は数値解を求めるプログラムを書くことになります。
数値解は Tian et al. を勉強したときにかなりいろいろやったので、たぶんすぐに書けるはず。

ここでも問題はエネルギー方程式を入れた場合の数値解の安定性になると思います。
とにかくそこさえうまくいけば、2成分モデルは完成(≒金星大気の散逸問題を数値的に解いて論文1本?)なのでがんばろう。

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