昨日の『三色ボールペンで読む日本語』に引き続き、三色ボールペン法によって得られた情報の活用法にまで目を向けた続編を紹介します。
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三色ボールペンの使用法に関しては『三色ボールペンで読む日本語』を参照していただくとして、ここではこの本でこだわっている「情報の仕込み」方について説明します。
齋藤さんは、情報を取り込むときに、それを活用するときのことを想定して仕込みまで済ませておくことを提案しています。
この「仕込み」は料理における仕込みと同じようなもので、情報を単に仕入れるだけでなく、仕入れた時点でいつでも使える状態にまで一気に持って行ってしまおう、ということです。
仕込みの方法として以下の3つのステップを挙げています。
1. くぐらせるー情報との出会い方
暗黙知(個人的な経験の積み重ね)と仕入れた情報とをクロスさせる。
暗黙知の部分は緑の線、客観的な情報は赤・青の線によって自然と浮かび上がる。
これによって、情報が自分の「内側」へ入っていく。
2. 立ち上がらせるー情報を立体化する
キーワードを赤・青で囲んだり、それぞれを結んだりして、情報を浮かび上がらせる。
これによって、情報を構造的に理解することができる。
3. 編み出すー情報からアイディアを生む
緑で線を引いた部分に注目し、複数の情報を緑部分の共通項で繋ぐ。
緑の部分が個人のオリジナリティーにつながる。
これによって、緑を軸に複数の情報から新しい繋がり(=アイディア)を見出すことができる。
要は、単に線を引っ張って満足するのではなく、その線をもとに情報を自分なりに味付けして、いつでも使える情報としてストックしておきましょう、ということです。
ポイントは緑で線を引いた箇所。
ここをどれだけうまく生かして新しいアイディアを生み出せるか、それが情報活用のミソのようです。
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山都屋にゃん太郎でございます。
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